2026-08-20 コメント投稿する ▼
高岡なおこ氏が沖縄県議補選に立候補 医師の視点で「暮らしの問題」を政治で解決へ
沖縄県知事選と同日(2026年9月13日投票)の県議補選(島尻・南城市選挙区)に、新人で医師の高岡なおこ氏(55)が2026年8月19日、無所属での立候補を表明した。南風原町在住、糸満協同診療所勤務の高岡氏は「病院に来る前の暮らしを何とかしないといけない。これは政治の問題だ」と訴え、「デニー県政をさらに前へ」を掲げて玉城デニー知事と連動する選挙戦を展開する。「県議会初の女性ドクター」も目指す。米兵による性暴力事件の根絶や日米地位協定の抜本改定も政策の柱で、自由民主党(自民)公認の座波一氏(66)との一騎打ちとなる見通し。
医師として見た「暮らしと政治」 高岡氏が立候補を表明した理由
沖縄県知事選と同日の2026年9月13日投票となる沖縄県議会議員補欠選挙(島尻・南城市選挙区、欠員1)に、新人で医師の高岡なおこ氏(55)が2026年8月19日、南風原町内の後援会事務所で記者会見を開き、無所属での立候補を表明しました。
1971年長野県生まれの高岡氏は、和歌山県立医科大学を卒業後、医師として長年にわたって地域医療に携わってきました。現在は南風原町在住で糸満協同診療所に勤務しています。立候補を決意した理由として、シングルマザーや、失職を恐れて入院が必要なのに治療をためらう人、物価高騰に苦しむ高齢者と日々接してきた経験を挙げました。「病院に来る前の暮らしを何とかしないといけない。これは政治の問題だ」と語り、医療の現場から政治の必要性を実感したと説明しました。「県議会初の女性ドクター」を目指すという目標も掲げており、医療と政治の両分野での経験を持つ候補者として有権者にアピールする考えです。
玉城知事が同席して激励 「デニー県政をさらに前へ」を掲げ出馬
今回の記者会見には玉城デニー知事も同席し、「現役の女性ドクターとして県民のために医療の見識を存分に発揮していただきたい」と激励しました。高岡氏は「デニー県政をさらに前へ」を掲げており、知事選に臨む玉城氏と補選を連動させる形で選挙戦を進める方針です。
「平和も大事。戦争をさせないことが最大の予防医療だ」とも訴えており、医療と平和政策を結びつけた独自のメッセージを前面に出しています。知事選で玉城氏を支える政党や政治団体に支援を依頼しており、オール沖縄系の組織票を背景に戦う構図が鮮明です。選挙区は南風原町・南城市・与那原町・八重瀬町の4市町です。
「現役の医師が議員を目指すのは珍しい。医療の現場から政治を変えようという意気込みを感じる」
「病院に来る前の暮らしを何とかしないといけないって、その通りだと思う。政治の責任は大きい」
「戦争をさせないことが最大の予防医療、というキャッチフレーズは刺さった。平和と医療を結びつけた発想だ」
「地位協定の改定を掲げる候補者が増えていることは気になる。米軍の抑止力も同時に考えるべきでは」
フェミブリッジ沖縄の活動から政治へ 地位協定改定・米兵事件根絶も訴え
高岡氏はこれまで市民団体「フェミブリッジ沖縄」の呼びかけ人として、女性の声を政治に届ける運動に取り組んできました。米兵による性暴力事件の根絶や日米地位協定の抜本改定も、政策の柱として訴えます。
日米地位協定の改定については、米軍に対する治外法権的な特例を見直し、日本の主権を明確にすることを求める立場です。一方で、日米安全保障条約に基づく抑止力の枠組みそのものをどう評価するかは、候補者間でも立場が分かれています。特に高市早苗内閣が日米同盟を安全保障の基軸に据え、辺野古移設推進を方針としている現状の中で、「地位協定の抜本改定」という主張がどのような議論を呼ぶかも注目されます。
自民・座波一氏との一騎打ちへ 補選と知事選の連動が焦点
島尻・南城市選挙区には、自由民主党(自民)公認の座波一氏(66)(元職)が立候補を表明しており、高岡氏との一騎打ちとなる見通しです。知事選が「玉城陣営 対 古謝・下地陣営」という構図で展開される中、この補選も同じ対立軸を反映した戦いとなります。
玉城知事が出馬予定者の会見に同席してともに訴えるという構図は、補選と知事選を「セット」として有権者に訴える選挙戦略です。有権者は候補者の実績・政策・実行力を個別に判断することが大切で、知事選との連動を理由に補選候補者への評価を固定化することなく、独立して見極める視点が求められます。告示日は2026年8月27日で、有権者は知事選とともにこの補選についても真剣に判断する機会を迎えます。
まとめ
・医師の高岡なおこ氏(55)が2026年8月19日、沖縄県議補選(島尻・南城市選挙区)に無所属・新人として立候補を表明
・1971年長野県生まれ、和歌山県立医科大学卒、南風原町在住、糸満協同診療所勤務
・主な訴え: 「病院に来る前の暮らしを何とかしないと」「戦争をさせないことが最大の予防医療」「県議会初の女性ドクター」
・玉城デニー知事が記者会見に同席して激励。「デニー県政をさらに前へ」を掲げ、知事選と連動した選挙戦を展開
・フェミブリッジ沖縄の呼びかけ人として女性の声を政治に届ける活動。米兵性暴力事件の根絶・日米地位協定の抜本改定も公約に掲げる
・対立候補: 自民公認の座波一氏(66)(元職)と一騎打ちとなる見通し
・告示日: 2026年8月27日、投票日: 2026年9月13日