2026-09-14 コメント投稿する ▼
古謝玄太氏が史上最多42万票で沖縄知事初当選―「辺野古反対」8年間に民意がNO
2026年9月13日に投開票された第15回沖縄県知事選挙で、前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)が42万3,124票という知事選史上最多得票で初当選を果たしました。玉城デニー氏との票差は約14万7,000票という大差でした。2期8年の玉城県政が推進してきた「辺野古新基地建設反対」一辺倒の路線に沖縄県民がNOを突きつけた形です。古謝氏は「10年で県民所得倍増」という明確な経済公約を掲げて当選しており、沖縄の経済立て直しに向けた早急な成果が求められます。自民側の県政奪還は12年ぶり。古謝氏は1972年の沖縄の日本復帰後生まれとして初、そして県政史上最年少の知事の誕生となりました。
史上最多42万票の大勝―沖縄12年ぶりの保守知事誕生
2026年9月13日に投開票された第15回沖縄県知事選挙で、前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)が42万3,124票という知事選史上最多得票で初当選を果たしました。
古謝氏は1983年、那覇市出身。東京大学薬学部を卒業後、2008年に総務省へ入省し、復興庁参事官補佐やNTTデータ経営研究所を経て、2022年に那覇市副市長に就任した経歴を持ちます。
42歳という沖縄県政史上最年少の知事誕生は、1972年の沖縄の日本復帰後の生まれで知事になった初のケースでもありました。自民党・維新の会・国民民主党・参政党・日本保守党・公明党県本が推薦する保守一本化の態勢で臨んだ選挙で、自民側は12年ぶりの県政奪還を果たしました。
これまでの知事選最多得票記録は2018年の前々回知事選で玉城デニー氏が獲得した39万6,632票でしたが、古謝氏はこれを2万6,000票以上上回る記録的な票数で歴史を塗り替えました。投票率は61.57%で前回2022年知事選より3.65ポイント上回っています。
「古謝さんの当選で沖縄の経済が変わることを期待しています。8年間変わらなかった生活水準の向上を切に願います」
「辺野古反対だけで沖縄が良くなるとは思えなかった。経済をちゃんと考えてくれる知事に変わってよかったと思います」
「42万票という史上最多得票は、沖縄県民の強い変化への願望の表れだと思います」
「玉城さんが負けたのは基地問題だけに取り組んだ8年間への審判だと思います。生活が良くならないと意味がないですから」
「古謝さんには公約通り10年で県民所得を倍増させてほしい。結果を出してくれれば次も信頼できます」
県民が示した民意は、明確に「経済の刷新」を求めていました。
玉城デニー氏の大敗が示す沖縄県民の判断
3選を目指した現職の玉城デニー氏(66)は27万6,060票にとどまり、古謝氏に約14万7,000票という大差をつけられる歴史的な敗北を喫しました。
玉城氏は2022年の前回知事選から6万3,700票以上も減らしており、2期8年の県政への有権者の厳しい評価が数字にも表れています。
投票後の出口調査では、辺野古への米軍普天間飛行場移設について、賛成が反対を上回っていたことも判明しました。2014年7月の辺野古埋め立て着手以降、12年間にわたり知事選では移設に反対または慎重な候補が当選を続けてきましたが、今回初めて容認の立場の候補者が当選しました。
「反基地疲れ」と経済重視―沖縄県民の刷新の選択
今回の知事選で沖縄県民が最も求めたのは経済の立て直しです。沖縄の1人当たり県民所得は長年にわたり全国最低水準が続いており、格差是正は積年の課題でした。
古謝氏は選挙戦を通じて、玉城県政下での労働生産性の低さや沖縄関係予算の減額などを問題視し、「10年で県民所得倍増」という明確な経済公約を前面に押し出しました。この経済重視の訴えが有権者に浸透したことが、42万票超という記録的な支持につながりました。
2期8年を経ても沖縄の経済水準は改善せず、県民生活の向上という実質的な成果を有権者に示せなかったことが、玉城氏の大敗の主要因といえます。辺野古問題を重要視する有権者の思いは今もありますが、それだけでは生活の向上につながらないという現実が今回の結果に示されています。
古謝新知事に課せられた「10年で県民所得倍増」という重い公約
42万票という記録的な信任を受けた古謝新知事には、有権者が期待する経済の立て直しと生活水準の向上という具体的な結果を示す責任があります。
まず国との関係を修復し、沖縄関係予算の確保に全力を尽くすことが急務です。玉城県政下では辺野古問題を巡る政府との対立から沖縄関係予算が減額傾向にあったとも指摘されており、高市早苗内閣との協調によって経済振興の財源確保を実現することが最初の課題となります。
古謝氏は普天間飛行場の返還期日の明示を日米両政府に求めており、辺野古移設を容認する立場から現実的な解決を模索する方針です。経済と安全保障の両面で県民の期待に応えられるか、手腕が問われます。42万票という重い民意の信任を、沖縄の未来への確かな結果へと結びつけることが今の古謝新知事に課せられた使命です。
まとめ
・古謝玄太氏(42)が42万3,124票という知事選史上最多得票で初当選した(2026年9月13日投開票)。
・玉城デニー氏(66)は27万6,060票で約14万7,000票差の大敗。前回より6万3,700票以上減らした。
・投票率は61.57%(前回比+3.65ポイント)。
・古謝氏は1983年那覇市生まれ、東大薬学部→総務省→那覇市副市長のキャリア。
・1972年の沖縄復帰後生まれで初の知事、県政史上最年少の知事誕生。
・推薦:自民・維新・国民・参政・日本保守党・公明県本。自民側12年ぶりの県政奪還。
・出口調査で辺野古移設賛成が反対を上回った。2014年以降初めて移設容認派が当選。
・古謝氏の公約:「10年で県民所得倍増」「普天間飛行場の返還期日明示を日米両政府に要求」。
・玉城県政8年間の辺野古反対一辺倒と経済低迷への民意の審判が今回の大差に表れた。
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