2026-03-26 コメント投稿する ▼
参政党・豊田真由子議員が高市早苗首相に異例の配慮発言 「野党なのに関係大臣問い」で物議
2026年3月26日、衆議院本会議において、参政党の豊田真由子政務調査会長が高市早苗首相への異例とも言える敬意を表明する発言を行い、議場内の一部議員から「おっし!」というエールが飛び交いました。野党議員が与党の首相をここまで配慮した発言を公の場でする場面は珍しく、参政党の立ち位置があらためて注目を集めています。
「野党にもかかわらず」という異例の発言
豊田議員は質問の冒頭で「今回、厳しい国際情勢の中、日米同盟の強固なコミットメントや資源に関する合意などがなされ、総理をはじめとする関係各位のご尽力に率直に敬意を表します」と述べました。さらに「参政党は常に是々非々でことに臨む方針であり、『日本の国益をいかに守り抜くか』という観点からお伺いいたします」と続けると、「おっし!」というエールが議場に響きました。
さらに豊田議員は「日本国初の女性総理である高市総理が日々凄まじい激務に、日本国のために邁進されていらっしゃることに心からの敬意と、そしてご配慮を申し上げ、野党にもかかわらず、"関係大臣問い"の割合が多いということを申し添えたいと思います」と述べました。「関係大臣問い」とは、質問の一部を首相ではなく各担当大臣に向けるという、首相の負担を軽くすることへの配慮を示したものです。
野党が本会議の質疑で首相への配慮を明言するのは、通常の議会慣行からは外れた行動です。しかも「日本国初の女性総理」という言葉を加えて称えるなど、与野党の垣根を意識的に乗り越えた表現であることは明らかでした。
参政党の「是々非々」とは何か
参政党は神谷宗幣代表が率いる保守系の政党で、2020年4月に「投票したい政党がないのなら、自分たちでつくる」との理念で結成されました。2025年の参院選での躍進、2026年の衆院選での議席拡大を経て、与党・野党のいずれにも属さない立場で「是々非々」を標榜しています。
参政党は政策面で高市政権と重なる部分が多く、与党・自民党と連立を組まずとも実質的に近い立場をとるケースが多いという現実があります。
2026年2月の衆院予算委員会でも豊田議員は「目に見える分厚い鋼の天井を打ち壊した」と高市首相の就任を称え、女性活躍への期待を表明しています。一方で同委員会では、国民会議の三権分立への抵触可能性など政権に対する批判的な質疑も行っており、与党べったりではないとの姿勢も示しています。
「参政党って野党なんでしょ?なんで首相を褒めてるの?立場が曖昧すぎて意味わからん」
「是々非々って言いながら、賛成ばかりなら野党の意味ないじゃないか。有権者をなめてる」
「豊田さんの言い方、高市さんの激務への敬意は伝わった。国益重視という観点は共感できる」
「関係大臣に振るって首相への配慮?それを議場で宣言する野党って何なの。国会が緩くなりすぎ」
「参政党は政策的に自民に近い。連立しないだけでほぼ協力政党でしょ。それを是々非々と言うのは有権者への欺瞞」
「是々非々」野党の限界と政界における参政党の役割
豊田議員は厚生労働省出身の官僚で、東京大学法学部卒・ハーバード大学公衆衛生大学院修了という経歴を持ちます。2012年に自民党から初当選、2017年に秘書への暴言問題で離党し、2025年9月に参政党に入党して国政に復帰しました。現在は同党の政務調査会長として政策立案を主導しています。
問題の本質は、参政党が「野党」と「与党に近い協力政党」の中間にいることを意識しながら、その立場を有権者に明確に示せていない点にあります。「是々非々」とは本来、与党の政策でも反対すべきは反対し、野党の主張でも賛成すべきは賛成するというものです。
しかし、首相への配慮を公言し、質問の一部を担当大臣に振り替えることを「申し添え」るというのは、野党としての役割を自ら後退させているとも読み取れます。
参政党にとっては、高市政権と政策的な親和性が高いがゆえに国益重視の観点で共鳴できる部分があるという一定の論理があります。しかしそれを本会議の公の場で示すことは、自民党と連立を組もうとする政党と同様の構造に近づいているとも見られかねません。有権者は、参政党が本当に「是々非々」の立場を貫いているのかどうかを、今後の国会審議の積み重ねで見極めていく必要があります。
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まとめ
- 2026年3月26日、参政党・豊田真由子政務調査会長が本会議で高市首相への異例の配慮発言
- 「日本国初の女性総理」と称え、質問の一部を担当大臣に向ける「関係大臣問い」が多いと宣言
- 冒頭の「国益重視」発言に「おっし!」のエールが飛ぶなど議場も異様な雰囲気に
- 参政党は「是々非々」を標榜するが、政策的に高市政権と近い保守系野党の位置づけ
- 豊田議員は元自民党議員・厚労省官僚出身、2025年9月に参政党に入党し現在は政調会長
- 「野党なのに首相配慮」という姿勢への疑問が有権者の間で広がっている