2025-05-07 コメント: 1件 ▼
日野市都議選2025:清水とし子氏が再選目指し、多摩地域の課題解決を訴える
清水とし子氏、日野市の都議選で再選目指す
東京都議会議員選挙の日野市選挙区(定数2)は、現職議員や新人候補が立候補を表明し、熾烈な争いが予想される中、現職の清水とし子氏(日本共産党)は再選を目指している。清水氏は、地域の課題解決を掲げ、市民との対話を重視しながら、都政での活動を続けている。
清水とし子氏の歩みと実績
清水とし子氏(62歳)は、日野市議を5期18年務めた後、2021年に都議会議員に初当選した。子育て支援に力を入れており、自身の子どもの病気をきっかけに子ども医療費無料化運動に参加。その経験から共産党に入党し、医療費助成の拡充を目指して活動を続けてきた。
2023年には高校生までの医療費助成を実現し、2025年10月からは所得制限を撤廃予定だ。また、多摩地域特有の「多摩格差」を是正するため、地域の課題に取り組んできた。
* 修学旅行費の無償化、春・夏休み中の給食提供で子育て支援
* 物価高騰対策として中小企業支援や生活必需品の価格抑制
* 保健所の復活・増設で公衆衛生の充実
* 巨大データセンター計画の規制強化で地域の生活環境保護
* 路線バスの減便・廃止に対する地域公共交通の維持・拡充
選挙区の構図と対立候補
日野市選挙区では、現職の清水とし子氏に加え、以下の候補者が名乗りを上げている。
* 西野正人氏(無所属・元職、自民党公認申請中)
* 寺前ももこ氏(都民ファーストの会・新人)
* 石田ゆたか氏(新党「再生の道」・新人)
自民党は西野氏を公認予定だが、公明党は都民ファーストの会との協力も検討しており、選挙戦は「自公・都ファ」対「市民と共産党など野党の共同」という構図が鮮明になっている。
市民とのつながりと未来への視点
清水氏は都議として、地域の声を都政に届けることを重視。保健所の増設や公共交通の維持に向けた提言は、多摩地域の住民からも支持を得ている。また、地域住民との対話を大切にし、街頭演説やSNSを活用し積極的に情報を発信している。
共産党南多摩地区委員会も「清水氏の議席は、市民と野党の共同で勝ち取ったもの。再び都政に送り出したい」と意気込んでいる。
今後、日野市の都議選は、多摩地域の課題をどう解決していくのか、そして清水氏が再選しその実績をどこまで伸ばせるかに注目が集まる。