2025-07-18 コメント投稿する ▼
参政党・神谷宗幣代表が参院選目標を20議席に引き上げ SNS規制に「言論空間の戦争」と警鐘
当初の6議席から「20議席」へ大幅上方修正
参政党代表・神谷宗幣氏は7月18日、岐阜市内で行われた街頭演説で、現在実施中の参院選における目標議席数を「20議席」に大幅に引き上げると表明した。
当初は6議席を掲げていた参政党だが、報道各社の情勢調査で一定の支持拡大が伝えられたことを受け、戦略を強気に転換した。神谷氏は「20議席あれば予算を伴う法案を国会に提出できる。ぜひ20議席ください」と力強く訴えた。
この発言は、単なる数字のアピールではなく、国政における政策形成能力を本気で手にしようという意思表示ともいえる。予算を伴う法案提出には参議院で20議席が要件であり、現実的な政治的影響力を持つための“最低ライン”として明確な目標を打ち出したことになる。
「いきなり20議席は夢見すぎでは?」
「予算付き法案が目的なら、発言に重みがある」
「このペースなら意外と行くかも。侮れない」
「6から20って、どこからそんな自信が?」
「国会で本気で戦う気なんだな、と思った」
SNS上では、驚きや疑問、期待が交錯する反応が見られた。
SNS上での“言論弾圧”に警鐘
神谷氏は演説の中で、参政党に関わる人物のSNSアカウントが相次いで停止されている現状に言及し、「これは言論空間の戦争だ」と強い言葉で非難した。「政府に逆らったらネット空間から抹殺される。そんな状況を許してはいけない」と述べ、政府によるSNS規制の撤廃を訴えた。
インターネット空間における表現の自由を巡っては、特定の思想や立場を持つアカウントが「規約違反」として削除される事例が相次いでおり、神谷氏の主張は“言論の自由”の問題として一部で注目されている。
「アカウント消されるって本当にあるの?」
「SNSが言論の場なら、規制の根拠も公開すべき」
「規制じゃなくて、検閲じゃんそれ」
「賛否あるけど、言論空間の自由は守られるべき」
「この国はいつからネット言論にこんな不寛容になったのか」
投稿では、政治的立場を超えて、言論の自由を求める声が目立った。
勢いの裏で問われる「現実性」と「持続性」
参政党は新興勢力ながら、候補者の全国展開や独自の発信力によって支持を広げており、特に若年層や政治不信層の取り込みに成功しているとされる。
一方で、「急激な目標引き上げ」に対しては慎重な見方も根強い。議席数の増加は国政での発言力を高める一方、その後に問われるのは具体的な政策の実行力と持続性だ。
現時点では政策全般における精緻な説明が求められる場面も多く、今後の政権構想や法案提出方針に対して、より詳細な情報開示が望まれる。
参政党が本当に“予算を伴う法案”を成立させる立場へと近づくには、数字の勢いだけでは足りない。国会内外での継続的な議論と、他党との連携、そして国民の信任が必要不可欠である。