2025-07-04 コメント投稿する ▼
神谷宗幣氏「発言は切り取られてる」メディア批判に本音爆発 「1ミリも引かない」と覚悟の訴え
「切り取られる」発言に苦言 神谷氏がメディア報道に反論
参政党の神谷宗幣代表は7月4日、山口市のJR新山口駅前で行った街頭演説で、自身の発言がメディアに恣意的に切り取られて報じられていると訴えた。
「何を言っても切り取られる」
この言葉は、神谷氏が最近相次いで物議を醸した発言に対する報道姿勢への疑問から出たもので、本人は「全体の趣旨を無視して、刺激的な一文だけが拡散されている」と苦言を呈した。
特に、沖縄戦の歴史を語った青森市での演説をめぐる報道について、「日本軍が沖縄県民を殺したわけじゃない」との発言が独り歩きし、「日本軍を全面擁護している」という印象を持たれたことに、「そんなことは一言も言っていない」と強く否定した。
「“例外と原則”の話が完全に無視されてる」
「印象操作の見本みたいな報道だった」
「確かに“日本軍が悪くない”なんて言ってなかったよ」
「切り取りが酷いのは事実。報道は全文を出せ」
「どうせ炎上させて数字取りたいだけなんでしょ」
“都民ファーストはOKで日本人ファーストはダメ?”
神谷氏は、参政党が掲げる標語「日本人ファースト」にも触れ、「差別的だ」との指摘を受けたことに対しても異議を唱えた。
「日本人の生活が大変だから、日本の誇りを守ってほしい。党員に言われて作ったスローガンだ」と説明したうえで、「都民ファーストは認められるのに、なぜ日本人ファーストはダメなのか」と疑問を投げかけた。
この発言には、「地域優先が許されて、国民優先はNGなのか」という素朴な疑問を支持者が共有している構図がある。神谷氏の発言は、過激とも取られかねない内容に見えても、「なぜダメなのか」という問いを突きつけている。
「日本人ファーストがダメで都民ファーストが良いって何の理屈?」
「国を守ろうって言うと差別扱いされる時代」
「“日本人の生活を守る”が言えないならもう終わってる」
「移民ファーストが正義?逆じゃないの」
「国民を大事にする党が一つぐらいあってもいい」
「高齢女性は産めない」発言の真意は?
さらに神谷氏は、少子化対策を語る中での発言「子供を産めるのは若い女性だけ」という部分も取り上げられたことに言及。「60代や70代はさすがに難しい」と事実を述べただけと語り、「それだけが切り取られ、全国放送された」と不満をあらわにした。
「間違ったことを言っていない」「訂正もしない、消してもいない」と断言し、「私はこういう発言に1ミリも引かない」と強い姿勢を示した。
なお、この発言を撮影していた機材に不具合があり、該当部分の映像が記録されていなかったことについても「暑さでカメラの調子が悪かった。消したわけではない」と説明し、「誤魔化していない」と明言した。
「“高齢女性は産めない”って、生物学の話じゃん」
「正論を言って炎上する時代」
「引かない姿勢、むしろ信頼できる」
「科学的事実まで叩くのはさすがに異常」
「訂正しないって、覚悟あるな」
言論封殺への抵抗か、それとも無用な炎上か
神谷宗幣氏の一連の主張は、メディア報道への強い警戒心と、“正しいことを正しく言う”という信念から来ている。一方で、言葉選びの粗さや断定的な口調が、“誤解されやすいリスク”を生んでいるのもまた事実だ。
とはいえ、政治家の発言が文脈を無視して切り取られ、拡散されることへの危機感は根強く存在する。「全部聞けば納得できるのに」といった声が広がる中、神谷氏の姿勢は、「メディアに言論をねじ曲げられたくない」という人々のフラストレーションと重なる。
今後、参政党が「過激」や「極端」とレッテルを貼られるだけの政党ではなく、正当な主張と論拠を持つ政党として認知されるためには、同時に冷静さと表現の緻密さも求められる。