2025-06-13 コメント投稿する ▼
参政党・神谷宗幣氏が都議選で第一声 教育・食・国を守る「3本柱」で大政党に挑む
三軒茶屋で第一声「ガチンコで戦う」
参政党の神谷宗幣代表が6月13日、東京都議会選挙の告示を受け、世田谷区・三軒茶屋駅前で第一声を上げた。大政党がひしめく中、神谷氏は「わずかな議席を争って自民、立憲、公明、共産とガチンコで戦わなければならない」と厳しい選挙戦を強く意識した言葉で訴えた。
「これは参政党にとって、もっとも困難な挑戦だ」と語る一方で、「都民の皆さんに思いを届けられるかが、大事な9日間の課題だ」と、都民に向けた真摯な姿勢を崩さなかった。
第一声の演説では、参政党の主張の柱となる「教育」「食と健康」「国・地域を守る」の3点を改めて強調し、「今の政治は、日々の暮らしや子どもたちの未来に真剣に向き合っていない」と批判した。
教育改革と食の安全を両立へ
神谷氏が特に力を入れるのが、教育分野と食の安全性に関する政策だ。義務教育での歴史教育や道徳教育の再構築、教員の意識改革などを訴え、「子どもたちに誇りを持たせる教育を取り戻す」と強調。
さらに、添加物や遺伝子組み換え食品に対する懸念も示し、「学校給食の安全基準をもっと厳格にする。将来世代の健康を守るのが政治の役割だ」と述べた。食の安全は生活に直結する問題であり、健康被害の未然防止という観点からも、国レベルでは手が届きにくい部分を都政で取り組むべきだとした。
「国・地域を守る」から見える安全保障への問題意識
神谷氏の演説には、地方自治体としての「国防」への自覚もにじんでいた。「国を守る、地域を守る」という言葉は、ただのスローガンではなく、現実的な安全保障環境の変化に対応する地方の役割を見据えたものだ。
「災害、感染症、そして外国勢力の脅威もある中で、自治体の備えが国民の命を守る最前線になる」とし、東京都としての備蓄体制や情報管理体制の強化、外国人政策の見直しなども課題に挙げた。
また、選挙戦の大きな争点として、外国資本による土地取得や、在留外国人増加に伴う治安悪化への懸念にも言及。「移民政策に成功した国はない。一度立ち止まり、総量規制のような手段で適切な受け入れを検討すべき」と述べた。
組織に頼らず「声なき声」を拾う政治を
神谷氏は、参政党の最大の特徴を「組織票に頼らず、国民一人ひとりの気づきに訴える政治運動」であると説明。「選挙のたびに再配布されるお金ではなく、構造から変えることを目指す」と語った。
既成政党が利権や業界団体の支援を受ける中、参政党は草の根のボランティアやSNSを通じて支持を広げており、「最後は都民一人ひとりの良識にかかっている」と呼びかけた。
ネット上の反応
教育・食・国防って、今どきちゃんとこの3つを訴える政党って貴重。
神谷さんの話は筋が通ってて聞いてて納得できる。
マスコミが扱わないから自分で調べたけど、参政党の政策は地に足がついてる。
既存の政党にうんざりしてるから、参政党の本気度には期待したい。
「国・地域を守る」って言葉、今の政治家で言える人がどれだけいる?