2025-06-06 コメント投稿する ▼
参政党・神谷宗幣代表、参院選で6議席目標 「日本人ファースト」掲げ外国人政策・消費税廃止を訴え
参政党・神谷代表、参院選で6議席を目指す
神谷宗幣代表は、今夏の参議院選挙に向け、比例代表と選挙区で計6議席の獲得を目標に掲げた。インタビューで神谷氏は「最低ラインは比例で5議席、選挙区では東京・大阪を重点的に戦い、どちらかで1議席を取りたい」と意気込みを語った。比例での得票目標は450万票以上に設定されている。
神谷氏はまた、「日本人ファースト」というスローガンを掲げ、日本人が安心して暮らせる社会の実現を優先すべきだと主張。その一環として、外国人の受け入れには上限を設けるべきと述べ、外国人政策を統括する「外国人総合政策庁」の新設構想も打ち出した。
神谷代表が訴える「日本人ファースト」の中身
参政党は「日本人の権利と生活を最優先に考える政治」を掲げる。神谷氏は「日本は日本人の国であり、まず国民の安全や人権を守らなければならない」と述べ、安易な外国人受け入れに歯止めをかける必要性を強調した。現状では多文化共生の美名のもと、制度的な整備が不十分なまま外国人流入が進んでいるとの認識を示し、「国としての秩序とアイデンティティを守るための規律が必要」と述べた。
また、「外国人政策が各省庁にまたがって分散していることが問題」として、移民政策・労働政策・社会保障などを一括管理する「外国人総合政策庁」の設立が不可欠との考えを明らかにした。
経済政策:国民負担率引き下げと消費税廃止を主張
神谷代表は、税と社会保険料を合わせた国民負担率が令和6年度には45.8%に達していることを指摘し、「これでは国民の生活は回らない」と述べた。参政党は負担率を35%まで引き下げることを目指し、段階的に消費税を廃止する方針を掲げる。
神谷氏は「消費税は所得の低い層ほど負担が重くなる不公平な税制」と指摘し、「まずは軽減税率の拡大、次に税率引き下げ、最終的には撤廃を目指すべきだ」と語った。
農政と憲法:コメ増産と「創憲」で日本を守る
米価の高騰を受け、神谷氏は「コメの増産が急務だ」とし、行政が定額で農家から米を買い取る仕組みの導入を提案。「農家の収入を安定させ、日本の食料自給率を高める政策が必要」と訴えた。
さらに憲法に関しては、「現行憲法の三原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)は堅持する」としつつ、「日本人としての誇りと責任を明記した新たな憲法を国民の手で作り直すべき」と語った。「改憲」ではなく「創憲」という言葉で、その理念の深さを強調した。
* 神谷代表「参院選で比例5+選挙区1の計6議席を目指す」
* 「日本人ファースト」政策を強調し、外国人受け入れに上限提案
* 「外国人総合政策庁」の創設で省庁間の対応を統一
* 国民負担率を45.8%→35%に引き下げ、消費税は段階的に廃止へ
* コメ増産と農家支援で食料安全保障を強化
* 憲法は「創憲」で日本人の誇りと責任を明文化
ネットユーザーの反応
「外国人の受け入れに上限を設ける話、ようやく出てきた。現実的な政策だと思う」
「消費税廃止はありがたいけど、財源はどうするのか具体的に知りたい」
「外国人政策庁の設置案は合理的。現場が混乱してるから一元管理が必要」
「コメ増産と買い取り制度、農家の人にとっては心強いだろう」
「創憲という言葉にドキッとしたけど、中身を聞けば納得。議論のきっかけになる」