2025-05-09 コメント投稿する ▼
参政党代表選挙で神谷宗幣氏が再選 消費税廃止を掲げ参院選へ新たなスタート
参政党代表選挙で神谷宗幣氏が再選 今後の方針に注目集まる
参政党は5月9日、東京都内で代表選挙の開票を行い、現職の神谷宗幣代表(47)が再選を果たした。結党以来初となる代表選には、神谷氏のほか、衆議院議員の吉川里奈氏(37)、石川県議会議員で副代表の川裕一郎氏(53)が立候補していた。投票は党所属の国会議員、地方議員、党員らによって行われ、神谷氏は169票を獲得し、吉川氏の45票、川氏の36票を大きく上回った。
党内民主化を進めた初の代表選
今回の代表選挙は、参政党として初めて党員による投票で代表を選出する形で行われた。従来は常任役員会による選出だったが、党内民主化を進める一環として、この仕組みが導入された。
神谷氏は再選後、「責任の重さを痛感している。今後も党の信頼を高め、参議院選挙や東京都議会議員選挙に向けて成果を出していきたい」と意気込みを語った。また、消費税廃止を柱とした経済政策や教育改革、食の安全保障などを引き続き推進すると明言し、選挙戦で6議席の獲得を目指すとした。
政策と選挙戦略
神谷氏は、参政党の今後の重点政策として消費税廃止を挙げ、国民負担の軽減を訴えていく方針を強調。参議院選挙では、選挙区で1名、全国比例で5名の候補者を擁立し、合計6議席の獲得を目標に掲げた。
参政党は2020年に結党し、2022年の参議院選挙で神谷氏が初当選。以来、「国民参加型政治」を掲げ、教育改革やエネルギー政策の見直しなど、独自の政策を打ち出してきた。今回の代表選挙で改めて示された党内の支持をもとに、今後の選挙戦に向けた準備が進められるとみられる。
ネットユーザーの反応
代表選挙の結果を受け、SNSでは多くの反応が寄せられた。
「神谷さん、おめでとう!これからも期待しています。」
「消費税廃止、ぜひ実現してほしい。」
「党内民主化の取り組みは評価できる。」
「吉川さんや川さんの政策も聞きたかった。」
「参政党の次の選挙での動きに注目。」
参政党は今後、選挙戦に向けた体制の強化や政策の具体化を進め、支持拡大を図る見通しだ。神谷氏のリーダーシップが党の結束と勢いにどう影響を与えるか注目される。