2025-05-01 コメント投稿する ▼
外国人排斥ではなく“秩序ある受け入れ”を 神谷宗幣氏が切り取り報道に反論
「外国人=悪」ではない 神谷宗幣氏、誤解と切り取りに反論
参政党共同代表の神谷宗幣氏が、自身の外国人政策に関する発言がSNS上で「切り取られて」拡散されていることについて、改めて真意を説明した。
「私は、外国人=悪い人と決めつけるような排外主義を主張しているわけではありません」。神谷氏はそうX(旧Twitter)に投稿し、誤解の広がりに強い懸念を示した。
実際、神谷氏の考えは単純な“外国人NO”ではない。「現場では外国人の力がなければ回らないところもあるし、真面目に働いて日本で暮らしたい人まで一括りにして責めるのは違う」とし、長い歴史の中で日本が少しずつ渡来人を受け入れてきた事実にも触れている。
では、神谷氏は何に異を唱えているのか。投稿では問題視する点が明確に示されている。
たとえば──
- 安価な労働力として外国人を大量に受け入れ、斡旋ビジネスが横行
- 外国人で人手不足を埋め、余ったらリストラしてあとは行政任せ
- 留学生で定員を埋める学校運営
- 外国人への生活保護や補助金支給
- 日本文化への適応を求めず、外国人の意見ばかりが通る状況
- 帰化直後に政治活動を始める事例
- 外国人による土地や企業の買収
- オーバーツーリズムによる地域の生活環境悪化
などだ。
「大事なのは、安易で無制限な受け入れを止め、ルールを整えたうえで人数を絞って対応すること。これは日本の未来を守るために必要な“線引き”です」
外国人とどう向き合うべきか──。神谷氏のメッセージは、排斥ではなく「持続可能な共生」のルールを問い直すものである。
ネット上では、
「これは冷静な主張だと思う」「切り取りはやめて、全文を読んでから批判すべき」
といった共感の声もある一方、
「言葉の選び方によっては差別に映る」「本当に選別できるのか?」
といった慎重論も少なくない。
多文化共生が叫ばれる一方で、現実とのギャップも広がる中、外国人政策は今後も議論の焦点となりそうだ。