2025-11-21 コメント投稿する ▼
榛葉賀津也国民民主幹事長が中国局長を「田舎のヤンキー」と痛烈批判
特に11月18日の日中局長級協議で中国外務省の劉勁松アジア局長氏がポケットに両手を入れたまま日本の外交官と応対したことについて「田舎のヤンキーでもあるまいし、ああいう態度で日本の外交官とカメラの前で世界に絵面を発信するのは、あまり品のあるものではない」と痛烈に批判した。 この発言は、外交経験豊富な榛葉氏ならではの的確な指摘として注目を集めている。
榛葉国民民主幹事長が中国局長の非礼を痛烈批判
国民民主党の榛葉賀津也幹事長氏は2025年11月21日の記者会見で、台湾有事に関する高市早苗首相氏の国会答弁を受けた中国側の振る舞いについて強く批判した。特に11月18日の日中局長級協議で中国外務省の劉勁松アジア局長氏がポケットに両手を入れたまま日本の外交官と応対したことについて「田舎のヤンキーでもあるまいし、ああいう態度で日本の外交官とカメラの前で世界に絵面を発信するのは、あまり品のあるものではない」と痛烈に批判した。
この発言は、外交経験豊富な榛葉氏ならではの的確な指摘として注目を集めている。榛葉氏は防衛副大臣、外務副大臣を歴任し、現在は参議院外交防衛委員会でも活動する外交のプロフェッショナルだ。そんな同氏の目から見ても、中国側の対応は「世界第2位の中国の高級官僚」としてあるまじき態度だったということになる。
「榛葉さんの言う通り、あの中国局長の態度は非礼すぎる」
「田舎のヤンキーという表現が的確で笑った」
「中国は大国らしい振る舞いができないのか」
「外交のプロから見てもあり得ない行動だったんだな」
「榛葉幹事長の批判は正論。中国は品格を疑われる」
中国の「戦狼外交」が露呈した品格の欠如
今回の事件は、中国外務省の劉勁松アジア局長氏が日本の金井正彰アジア大洋州局長氏との協議後、ポケットに両手を入れたまま厳しい表情で向き合い、金井局長氏が一礼する場面が中国メディアによって配信されたものだ。この映像は中国国内で拡散され、日本に対する威圧的な姿勢を国内向けにアピールする意図があったとみられている。
榛葉氏は「世界第2位の中国の高級官僚が、田舎のヤンキーでもあるまいし、ああいう態度で日本の外交官とカメラの前で世界に絵面を発信するのは、あまり品のあるものではない」と述べ、中国側の品格を疑問視した。外交の場における礼儀やプロトコルを重視する国際社会において、このような行動は 外交官としての資質を疑われる行為だ。
さらに榛葉氏は「中国が過剰に反応している。大国らしくない」と指摘し、高市首相氏の答弁について「具体的な地名を言ったのは初めてだが、(政府答弁の)基本的なラインは変わっていない」として、中国側の反応が異常であることを強調した。この分析は、外交経験豊富な榛葉氏ならではの冷静で的確な判断として評価されている。
中国の焦りと対日外交の行き詰まり
榛葉氏は中国側の一連の強硬姿勢について、興味深い分析を示している。中国が日本産水産物の輸入を事実上停止し、中国人に日本への渡航自粛を促していることについて「逆に、中国は焦っているのではないか。日本の政権が代わって連立政権の枠組みが変わり、日本とのパイプが行き詰まったところもある。執拗に圧力をかけているだけでなく、中国の対日外交の焦りの裏返しと取れなくもない」と分析した。
この指摘は核心を突いている。これまで中国は自民党内の親中派議員や経済界とのパイプを通じて日本政治に影響を与えてきたが、高市政権の成立によってそうしたルートが機能しなくなった可能性が高い。特に公明党が野党に回ったことで、従来の対日工作のチャンネルが大幅に制限されている状況だ。
榛葉氏はさらに「国家の意思によって恣意的にいやがらせのようなことをしていると、必ず自分たちに返ってくる。ブーメランになる。全世界の中国行政や政治に対する評価を考えれば、中長期的には、互いの国に敬意を表して交流を増やすのは、決して悪いことではない」と述べ、中国の強硬姿勢が国際的な評価を損なうことを警告している。
野田元首相への痛烈な批判と歴史的責任
榛葉氏の発言で最も注目されるのは、尖閣諸島国有化を行った野田佳彦元首相氏に対する厳しい批判だ。高市首相氏の答弁を引き出した立憲民主党の岡田克也氏の質問に対する批判もある中で、野田氏が「質問者が批判される筋合いではない」と反論していることについて、榛葉氏は痛烈な反撃を行っている。
「そもそも、日中関係が、尖閣を含めて最悪な状況になったのは国有化からだ。この判断には賛否があり是非を論じることは避けるが、あれをやったのは野田氏だ。あそこから、台湾海峡と尖閣がリンクをして、雲霞のごとく漁船なのか、海警なのか、軍艦なのか、わけのわからないのが浮遊している」と指摘した。
この発言は、現在の日中関係悪化の根本的な原因を的確に指摘したものだ。2012年の尖閣諸島国有化以降、中国は南シナ海での軍事的拡張と連動させながら東シナ海でも威圧的な行動を強化してきた。榛葉氏の「お互いに表に出せない苦労を分け合った人たちだろう。もう少し大人の対応があったのではないか」との発言は、野田氏の軽率さを暗に批判したものといえる。
外交における与野党協調の重要性
榛葉氏は外交における与野党の責任についても重要な指摘を行っている。「『外交は水際まで』というが、単に外交で与野党がぶつかり合って失言取りをしていれば済むかというと、結局、国益を損ねて、損をするのは日本国民や民間企業だ。お互いに極めて発言に慎重になるべきだ」と述べ、与野党双方に自制を促した。
この発言は、外交経験を持つ榛葉氏ならではの重みがある。防衛副大臣、外務副大臣として実際に外交の現場を経験し、外交がいかに国益に直結するかを理解している榛葉氏だからこそ説得力がある指摘だ。立憲民主党の軽率な質問も、中国の過剰反応も、どちらも国益を損なう行為だということを明確にしている。
一方で榛葉氏は日本政府の対応については「冷静にやったほうがいいと思う。受けるも外交、流すも外交。茂木敏充外相は上手にやっている。日本の外交官はしっかりやっていると信じている」と評価し、政府の冷静な対応を支持する姿勢を示している。
国民民主党の現実的な外交姿勢
今回の榛葉氏の発言は、国民民主党の現実的で建設的な外交姿勢を如実に示している。感情的な中国批判に走ることなく、かといって中国に迎合することもなく、外交のプロフェッショナルとしての冷静な分析を提示している点が評価される。
特に中国側の非礼な態度を「田舎のヤンキー」と表現した部分は、多くの国民が感じていた違和感を的確に言語化したものとして共感を呼んでいる。外交官としての品格や礼儀を重視する国際社会の常識から見て、中国側の行動がいかに異常であるかを分かりやすく説明している。
また、野田元首相氏への批判も、単なる政争の具ではなく、現在の日中関係悪化の歴史的経緯を踏まえた建設的な指摘として受け止められている。尖閣諸島国有化の是非については「判断には賛否があり是非を論じることは避ける」としながらも、その後の中国の行動エスカレーションの起点となったことは否定しがたい事実だ。
榛葉氏の発言は、外交における責任の重さと、与野党を超えた国益重視の姿勢の重要性を改めて浮き彫りにした。中国の「戦狼外交」に対しては毅然と批判しつつ、日本国内においても軽率な発言や政争は慎むべきだという建設的なメッセージとして高く評価されている。