2026-07-30 コメント投稿する ▼
群馬県、熊本地震へ医療・精神ケアチーム計11人派遣 迅速な支援活動開始
群馬県が熊本地震の被災者支援のため、災害派遣医療チーム(DMAT)と災害派遣精神医療チーム(DPAT)からなる計11人の専門チームを現地および支援拠点へ派遣したことが、2026年7月30日に明らかになりました。 山本一太知事は「最大限の支援を行う」と表明しており、被災地の急性期医療と心のケア、そして広域的な搬送調整に、群馬県からの支援が迅速に動き出しています。
専門チームの派遣とその役割
熊本地震による甚大な被害を受け、群馬県は被災者支援に即応しました。災害派遣医療チーム(DMAT)と災害派遣精神医療チーム(DPAT)を組み合わせた専門家計11人を、被災地および関連する支援拠点へ派遣したのです。これは、地震発生後の過酷な状況下で、住民の生命を守り、避難生活等によって生じる心の傷を癒やすための、極めて重要な一歩と言えるでしょう。
派遣されたチームの内訳も、支援の的確さを示しています。まず、7月29日にはDMAT1チーム2人が東京都内に設置された支援本部に到着しました。このチームは、全国各地から被災地へ向かうドクターヘリの運行調整という、極めて複雑かつ重要な役割を担うことになりました。広域的な医療搬送網の要となる調整業務を、専門家が迅速に開始した形です。
医療搬送と心のケアの重要性
さらに、同日にはDPAT1チーム4人が熊本県へ直接派遣されました。地震による直接的な身体へのダメージだけでなく、避難生活の長期化、インフラの寸断、そして愛する家族や財産を失った悲しみなど、被災者の精神的な負担は計り知れないものがあります。DPATは、こうした「心のケア」を専門とするチームであり、被災者のメンタルヘルスを安定させ、回復を支援する上で不可欠な存在です。
そして7月30日には、被災地でのより実践的な活動となる、医療搬送調整を担うDMAT1チーム5人が追加で現地入りしました。これにより、傷病者の迅速かつ適切な搬送体制の強化、そして限られた医療資源を最大限に活用するための調整が、よりスムーズに進むことが期待されます。群馬県からの支援は、まさに被災地のニーズに応じた多層的なものとなっています。
群馬県の支援の広がり
今回の医療・精神ケアチームの派遣は、群馬県が被災地への支援を多角的に、かつ迅速に進めていることを明確に示しています。山本一太知事は30日の定例記者会見において、「お亡くなりになった方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々に対して心からお見舞いを申し上げる」と述べ、被災者への深い配慮と哀悼の意を表明しました。
「群馬県としてできることは、今後も最大限行う」という知事の力強い言葉通り、県は専門家チームの派遣にとどまらず、県民一人ひとりの温かい支援の輪を広げるための具体的な取り組みも開始しています。被災地への人的支援と、県民からの物的・金銭的支援の両輪で、復興への歩みを後押しする構えです。
県民の思いを届ける義援金
その具体的な取り組みの一つとして、県庁1階の県民ホールと、11階にある観光パンフレット「GUNMA PASSPORT(グンマパスポート)」の受取場所には、災害義援金の募金箱が設置されました。これにより、県民が日常の中で、あるいは県庁を訪れた際に、直接、被災地への支援の意思を示すことができるようになっています。
集められた義援金は、被災された方々へ直接届けられ、食料や生活必需品の購入、住居の確保、そして今後の生活再建に向けた直接的な支援となります。群馬県民の被災地を想う温かい気持ちが、一日も早く被災地の復興へとつながっていくことが強く願われるところです。