2025-06-02 コメント投稿する ▼
石破政権、男女共同参画予算を10兆円から大幅圧縮へ 「実効性なし」との批判も反映か?
石破政権、男女共同参画予算を大幅見直し 従来の10兆円から3,567億円へ
石破政権は、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを進める中で、関連予算の算出方法を見直し、令和7年度予算を約3,567億円とする方針を示した。従来は約10兆円とされていたが、内閣府は「目的とする施策・事業」のみを関連予算として公表することに整理したと説明している。
背景と目的
6月2日、林官房長官は第75回男女共同参画会議を開催し、「女性版骨太の方針2025」の原案について議論を行った。林氏は、「全ての人が希望に応じて働くことができる環境づくり、あらゆる分野の意思決定層における女性の参画拡大、そして個人の尊厳が守られ、安心・安全が確保される社会の実現」を重点事項として挙げ、具体的な施策を盛り込む方針を示した。
内閣府によると、令和7年度の関係予算は約3,567億円であり、従来の算出方法では「男女共同参画社会の形成を直接的な目的としないが効果を及ぼす施策・事業」も含まれていたが、新たな算出方法では「目的とする施策・事業」のみを対象とした。
予算見直しの影響
従来の約10兆円からの大幅な減額は、予算の透明性を高める狙いがあるとされるが、実際の取り組みにどのような影響を及ぼすかは注目される。予算の見直しにより、男女共同参画社会の実現に向けた施策の効果的な推進が求められる。
今後、石破政権がどのように男女共同参画社会の実現に向けた施策を進めていくのか、引き続き注目される。