2025-05-23 コメント投稿する ▼
公約石破首相「憲政史上初の挑戦」憲法改正に強い決意 超党派で改憲機運高まる
石破首相が改憲へ決意「新たな憲法を自らの手で」
東京都内で5月23日に開かれた「新しい憲法を制定する推進大会」に出席した石破茂首相は、憲法改正に向けた強い覚悟を示した。自衛隊の存在明記や緊急事態対応の条項整備を中心に「国会での発議実現に粘り強く取り組む」と語り、「これは憲政史上かつてない大きな挑戦であり、国民の手で歴史を切り拓く責任がある」と訴えた。
また石破氏は「私は選挙で憲法改正を訴えなかったことは一度もない。これは自分の政治人生をかけた仕事だ」と語り、長年にわたる取り組みの延長線上にいまの決意があることを強調した。
中曽根・安倍の遺志を継ぎ、超党派で推進
同大会は、故・中曽根康弘元首相が設立した「新憲法制定議員同盟」が主催。来賓として登壇した麻生太郎・自民党最高顧問はビデオメッセージで、「憲法は外国から与えられたものでなく、日本人自身の歴史観と国家観に基づき、我々自身の手で作るべきだ」と強調した。
会場には、公明党の斉藤鉄夫代表、日本維新の会の前原誠司共同代表、国民民主党の川合孝典幹事長代行らも姿を見せ、与野党の枠を超えた連携の姿勢を印象づけた。
また、日本大学の百地章名誉教授や、元駐米大使で現在は外務省顧問の杉山晋輔氏が講演を行い、「国防と主権国家としての自立には憲法の改正が不可欠」と論じた。
世論は依然として割れる構図
一方、世論の温度差は小さくない。4月に実施された全国世論調査では、石破政権の任期中の憲法改正に「賛成」は21%にとどまり、「反対」は39%。「どちらとも言えない」が40%という結果だった。国民の間には、憲法に対する関心の濃淡や不安が根強く存在している。
こうした状況下で改憲を進めるには、国民の理解と信頼をいかにして得るかが問われている。
ネット上では賛否が交錯
SNS上でもこの話題は活発に議論されている。応援する声と警戒する意見が入り混じり、石破首相の改憲姿勢がいかに注目を集めているかがうかがえる。
「石破さんなら本気で改憲してくれると思う。言葉に重みがある」(Xユーザー)
「国民投票前提なら、もっと丁寧な議論と説明が必要」(Facebook投稿)
「与野党の枠を超えた話し合いは評価できるけど、焦りすぎじゃないか」(Threads)
「今やること?生活が苦しい中でこの話を優先するのは違和感」(X)
「中曽根、安倍両氏の意志を継ぐなら、石破氏が一番ふさわしい気がする」(Facebook)
憲法改正は“未来づくり”か、“分断の火種”か
石破首相は、これまでの「議論ばかりで進まない改憲論」を打破することを誓い、国民との対話を重視した丁寧な手続きによる改憲を目指すとしている。
しかし、世論の分裂や慎重な意見が多い中、国会での発議や国民投票のハードルは高い。改憲を「国民の未来づくり」ととらえるか、「分断を生む火種」と感じるかで、大きく評価は分かれる。
石破政権の憲法改正構想は、政治的にも社会的にも、今後の日本の進路を決める分岐点となる可能性がある。
この投稿は石破茂の公約「憲法改正について総理に在任している間に発議を実現」に関連する活動情報です。この公約は86点の得点で、公約偏差値71.5、達成率は0%と評価されています。