2025-06-13 コメント: 1件 ▼
さとうさおり氏が都議選・千代田区から立候補表明 減税と生活支援を掲げ再挑戦へ
都議選・千代田区
さとうさおり氏が立候補表明 区民の声を背に再び挑戦
東京都議会議員選挙が13日に告示されるなか、千代田区では注目の新顔が立候補を表明しました。会計士で「減税党」代表のさとうさおり氏(35)が、自身のSNSを通じて立候補の決意を発信。「今回は出ないつもりだった」と明かしながらも、街頭で寄せられる区民からの「応援している」という言葉が背中を押したといいます。
「ずっと応援してるから頑張れ!」
「その声を届けたい。使命感に駆られての立候補です」
という投稿からもわかるように、さとう氏の原動力はあくまで現場の声。政策や理念だけではなく、実際に区民と接しながら決断に至った様子が伝わります。
減税を軸に、再び千代田へ挑戦
さとう氏は、2025年2月に行われた千代田区長選挙にも出馬。無所属新人として出馬し、現職区長に惜敗したものの、大差ではなく「実務派の女性候補」として一躍注目を集めました。
過去には公認会計士や税理士として実務経験を積んだほか、自らも企業経営を行うなど「数字に強い政治家」としての顔を持っています。今回の都議選では、自らが立ち上げた「減税党」から出馬。区民税10%の減税や、子育て支援、介護人材の待遇改善などを公約に掲げています。
中でも注目されているのが、千代田区の豊富な基金を活用した「減税特区」構想。予算のムダを徹底的に見直し、住民に直接還元するスタイルは、現役世代や働く家庭層を中心に一定の支持を得ています。
ネット上の反応も賛否さまざま
さとう氏の突然の出馬表明には、SNSでも様々な声が飛び交いました。以下、一部の反応を紹介します。
「減税の旗印、待ってました。ぜひ千代田から広げてほしい」
「実務に強い女性政治家、もっと必要だと思う」
「江戸城再建って本気?減税とセットで語られると違和感ある」
「都議会で本当に実現できるのか、数字の裏付けをもっと聞きたい」
「でも、区長選から間をおかずの出馬は正直びっくり」
一部には「パフォーマンスでは?」との疑問の声もありますが、それでも「税金の使い道をきちんと説明する政治家」という点で、期待の声も多いのが実情です。
政策の実効性と、選挙戦の行方
千代田区は企業本社も多く、税収は安定している一方で、人口構成は高齢化と単身世帯化が進むという特異な地域です。さとう氏の提案する「区民税の減税」や「保育・介護人材の待遇改善」は、こうした地域性を意識した施策とも言えます。
ただし、財政的な裏付けや実現のプロセスが有権者にどれだけ伝わるかがカギ。都議会という広いステージで「千代田モデル」を実行できるのか、そして、減税党という新興政党がどこまで支持を広げられるのかも見どころです。
今回の選挙では、既存政党とは異なる路線で、住民の生活実感に寄り添う政治を訴えるさとう氏の姿勢がどこまで浸透するか。千代田区から始まる「減税」の波は、本当に都政を動かす力になるのか、注目が集まります。