2026-01-23 コメント投稿する ▼
高市首相の義理の息子・山本建氏が衆院選出馬を一転見送り、福井2区で無所属表明から数時間後に撤回
高市早苗首相の夫である山本拓元衆議院議員氏の長男で、自由民主党(自民党)福井県議の山本建氏が2026年1月23日、衆議院選挙福井2区からの出馬を一転して見送る意向を固めました。関係者が同日夜、明らかにしたものです。山本氏は同日午後に記者会見を開き、無所属で出馬すると表明したばかりでした。
公認見送りの経緯と午後の会見
山本氏は1月23日午後、福井市内で記者会見を開きました。求めていた党公認は得られない見通しだが、支援者の期待に応えたいとして立候補を表明していました。自民党本部は1月22日、福井2区で衆議院の自民会派に入っていた斉木武志氏の支持を決定しています。斉木氏は前回選挙で日本維新の会(維新)から出馬し、比例復活しましたが、その後維新から除名処分を受けた経緯があります。
山本氏と斉木氏は共に自民党福井県連に公認を求めていました。しかし県連は1月19日に全会一致で山本氏を推す方針を決め、党本部へ公認申請していました。それにもかかわらず、党本部が斉木氏の支持を決めたことについて、山本氏は会見で理解に苦しむと不満を述べていました。
「党本部の対応は理解に苦しむ」
「県連は全会一致で推してくれたのに」
「支援者の期待に応えなければならない」
「世襲批判は承知しているが無関係だと明言したい」
「自民党候補のつもりで頑張りたかった」
世襲批判と党内事情
山本氏の公認見送りには、高市首相への世襲批判を避ける意図があるとされています。山本氏は高市首相の義理の息子に当たる立場です。関係者によると、党幹部が首相への世襲批判などを踏まえて公認を見送った可能性があります。
一方で、斉木氏は2025年10月の首相指名選挙で高市氏に投票し、高市政権誕生に貢献した点が考慮されたとみられています。斉木氏ら維新から除名処分を受けた無所属3人は、首相指名選挙で高市氏に投票し、衆議院の与党過半数回復に貢献していました。
山本氏は会見で、出馬に際し父親や高市総裁には相談もしていないし、完全に無関係だと明確に申し上げたいと語っていました。また、自民党福井県連は同日会合を開き、山本氏を全面支援する方針を確認しています。会合後、県連会長の山崎正昭元参議院議長氏は許しがたいと党本部の対応を非難していました。
一転して出馬見送りへ
しかし、無所属での出馬を表明した数時間後の23日夜、関係者が山本氏が出馬を見送る意向を固めたことを明らかにしました。近く正式に表明する見通しです。
福井2区を巡っては、保守分裂選挙となる公算が大きいとされていました。山本氏が出馬を見送ることで、自民党本部が支持を決めた斉木氏が事実上の自民候補として選挙戦に臨むことになります。
衆議院選挙は2026年1月27日公示、2月8日投開票の日程で実施される予定です。福井2区では、斉木氏のほかに野党候補も出馬を予定しており、選挙戦の構図が注目されています。