2025-01-14 コメント投稿する ▼
公約浦添西海岸の埋め立て反対:市民団体がサンゴ礁保護を訴え
同会の大山盛嗣共同代表は、沖縄の美しいサンゴ礁がある海を軍港のために埋め立てることに強く反対しています。彼は、「市民の声を無視して政治的な都合で移設作業が進められることはおかしい」と述べ、市民の声を結集する必要性を強調しました。また、那覇市から参加した儀保博己さん(58)は、「海を埋め立てて軍港を造ることは、平和な暮らしに逆行する行いだ」と語り、環境と平和の重要性を訴えました。
浦添西海岸は都市部に残る貴重なサンゴ礁が広がる海域で、環境保護団体や市民からの注目を集めています。2021年と2023年に実施されたリーフチェック調査では、サンゴ礁の被度がそれぞれ65%と53.8%であり、比較的健全な状態が評価されています。しかし、2022年夏の高海水温や2023年の寒波によって一部のサンゴは減少しており、今後の気候変動による影響が懸念されています。
さらに、2023年11月には浦添市西海岸でサンゴの白化が確認され、地球温暖化による影響が一因とされています。このような状況下で、浦添市の西海岸を埋め立てて軍港を建設する計画が進行しており、市民や環境保護団体はその影響を懸念しています。特に、移設先となる場所は、商業施設「サンエー浦添西海岸パルコシティ」の沖合約400メートルにあり、地域の住民にとっても非常に身近な場所です。周辺では市民が海を守るための活動を行っており、小中学校の総合学習や自然観察会、釣り、潮干狩りなども盛況に行われています。
市民団体や環境保護団体は、移設計画に対する抗議活動や署名活動を続けています。例えば、「那覇から15分サンゴが残る奇跡の海を埋め立てないで」という署名活動は、全国的に広がりを見せており、環境保護の声が強まっています。市民の反対運動は、政府や関係機関に対して、サンゴ礁や地域の生態系を守るための再考を促す力となっており、これらの活動が今後の政策決定にどれほど影響を与えるかが注目されています。
また、浦添西海岸は観光地としても知られており、自然の美しさが地域の魅力となっています。地域住民の生活基盤や観光業にも深刻な影響を及ぼす可能性があるため、この問題は地域社会全体にとって重要な課題となっています。
抗議活動の要点
・13日に約40人の市民が浦添西海岸で抗議活動を実施。
・「美ら海を未来に残したいうちなーんちゅの会」が主催。
・サンゴ礁を守るため、軍港移設に反対する声を上げる。
・市民の声を無視して進められる移設計画に強い批判。
・浦添西海岸のサンゴ礁は比較的健全な状態であり、環境への影響を懸念。
・地球温暖化の影響でサンゴの白化や減少が確認されており、今後の環境変動が懸念される。
・浦添市の西海岸は観光地としても重要な場所で、地域経済や生活に影響を与える可能性がある。
この投稿は宮崎政久の公約「那覇空港と西海岸の基地返還跡地を一体的に開発」に関連する活動情報です。この公約は50点の得点で、公約偏差値55.1、達成率は0%と評価されています。