宜野湾市の新市道『喜友名23号』開通

沖縄県宜野湾市は、2025年2月28日午前6時から、琉球大学病院がある米軍キャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区と国道58号を結ぶ新しい市道「喜友名23号」の供用を開始しました。この市道は全長598メートル、片側1車線と片側歩道の構造で、市民にとって重要な交通路となります。

市道の整備は、琉球大学病院が2025年1月6日に開院するのに合わせて進められていましたが、昨年の9月と10月に発生した大雨の影響で工事が遅れ、供用開始が当初の予定より遅れました。しかし、宮崎政久氏が議会でこの道路整備に関する質疑を行い、整備の進捗状況を確認するなど、議会活動を通じて道路の早期完成を後押ししました。その結果、市民や病院の利用者にとって交通の便が大きく改善されることが期待されています。

これまでは、西普天間住宅地区へのアクセスは、同市新城側にある県道81号を通る「西普天間線」だけでしたが、新しい市道の開通により、交通渋滞の緩和が図られるとともに、住民や病院利用者の移動がよりスムーズになります。

さらに、市はこの新しい道路が津波災害時の避難経路としても機能することを重要視しており、地域の安全性向上に寄与すると考えています。この道路整備は、今後のまちづくりや住民の生活環境の向上に向けた大きな一歩となるでしょう。