品川区、給食の全野菜をオーガニック化へ 都内初の取り組み

2025-02-05

品川区、給食の全野菜をオーガニック化へ 都内初の取り組み

東京都品川区は、区立小中学校の給食に使用する全ての野菜を有機農産物(オーガニック)に切り替えると発表した。

この取り組みは、都内で初めての試みであり、安全・安心な給食の提供を通じて、給食の質の向上を目指している。

【主なポイント】
対象校と実施時期:対象となるのは、区立の小学校31校、中学校9校、義務教育学校6校の計46校で、2025年10月から導入が予定されている。

保護者の負担:2023年4月から区立学校の給食を無償化しているため、オーガニック化による保護者の負担はない。

導入の背景:昨年のタウンミーティングで、中学生から「給食を無償化してから質が落ちた」「おいしい給食が食べたい」との意見が寄せられ、区民アンケートでも給食の質に関する指摘があった。

費用と予算:オーガニック化に伴い、1食あたりの単価が12円増加する見込みで、新年度当初予算案に約2800万円を計上している。

【全国のオーガニック給食の動向】
品川区の取り組みは、全国的なオーガニック給食推進の流れの一環といえる。農林水産省のデータによれば、2022年度に給食で有機食材を利用している自治体は前年度の137市町村から193市町村へと増加している。

また、2023年には「全国オーガニック給食協議会」が設立され、自治体や農業関係団体、市民などが参加している。

具体的な事例として、千葉県木更津市では、地元産の有機米を学校給食に導入する取り組みを進めており、2025年度には給食で提供する米を全て有機米にする目標を掲げている。

2025-02-07 11:16:33(キッシー)

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