2025-12-25 コメント投稿する ▼
鈴木宗男氏がロシア訪問で政府方針と対立、制裁批判と北方墓参要請へ
自民党の鈴木宗男参院議員が2025年12月25日、ロシアのモスクワに到着しました。政府が渡航中止を勧告している中でのロシア訪問となり、外務省幹部らと面会してウクライナ情勢や北方領土問題などについて意見交換する予定です。
政府方針と異なる主張を展開
鈴木氏は25日、モスクワの空港で記者団の取材に応じ、高市早苗総理大臣や茂木敏充外務大臣の考えを聞いてきたとした上で、ロシア外務省の関係者に日本の正しい考えを伝えたいと述べました。
鈴木氏は、ウクライナでの停戦に向けてはウクライナの意思が最大限尊重されるべきだとする政府答弁について、高市総理の考えとは異なると主張しています。さらに、ロシアへの制裁自体が間違いだとも述べ、政府の公式見解とは一線を画す立場を鮮明にしました。
「また鈴木宗男がロシアに行ってるのか」
「渡航中止勧告出てるのに、本当に国益になってるのか疑問」
「元島民のためと言うけど、実際どれだけ成果があるんだろう」
「外交とはいえ、政府方針と違いすぎるのでは」
「こういう独自路線って党内でどう評価されてるんだ」
北方領土墓参の再開を要請へ
鈴木氏はロシア外務省幹部との会談で、北方領土の元島民による墓参の再開についても申し入れる方針を示しました。北方墓参は人道的観点から日露両政府間で特例として認められてきた事業ですが、2022年のウクライナ侵攻以降、交流事業とともに中断が続いています。
元島民の平均年齢は88歳を超えており、先祖の墓を訪れたいという切実な願いに時間的余裕はありません。鈴木氏は過去にも同様の訪問を繰り返しており、北方領土問題に長年取り組んできた経緯から、元島民の思いに応えるため独自のルートでロシア側に働きかける姿勢を示しています。
政府は不適切との認識
一方、木原稔官房長官は25日の記者会見で、鈴木氏のロシア訪問について承知していると述べた上で、渡航中止勧告が出ている中での訪問は不適切との認識を示しました。政府は全土に渡航中止以上の勧告を出しており、国会議員も例外ではない立場です。
鈴木氏は2023年にも日本維新の会所属時にロシアを訪問しましたが、当時所属していた党に事前届け出をしなかったことが問題視され、離党に至った経緯があります。その後、自民党に入党しましたが、今回の訪問についても党内外から批判の声が上がる可能性があります。
鈴木氏は今回の訪問について、日本の国益を考えての行動だと主張しています。しかし、ウクライナ侵攻を続けるロシアとの対話が本当に日本の国益につながるのか、慎重な議論が求められています。