2026-01-04 コメント投稿する ▼
社民・福島瑞穂氏が米国のベネズエラ軍事攻撃を国連憲章違反と非難
社民党の福島瑞穂党首は2026年1月4日、自身のSNSを更新し、米国によるベネズエラへの軍事攻撃と、ニコラス・マドゥロ大統領夫妻の拘束について強く非難しました。福島氏は国連憲章違反だと訴え、国際法の尊重を求めています。
米国の軍事作戦に国際社会が衝撃
米国のドナルド・トランプ大統領は1月3日、米軍がベネズエラの首都カラカスなど複数地点を攻撃し、マドゥロ大統領夫妻を拘束したと発表しました。現地時間3日午前2時頃、カラカス市内で航空機の飛行音と大規模な爆発が発生し、市民は突然の事態に恐怖を感じたと報じられています。トランプ氏は記者会見で成功を強調し、拘束されたマドゥロ大統領をニューヨークに移送したと明らかにしました。
米国政府はマドゥロ政権を麻薬テロ組織と位置付け、麻薬対策を名目に軍事行動を正当化しています。トランプ政権は2025年9月以降、カリブ海周辺で麻薬密輸船とされる船舶への攻撃を繰り返し、これまでに100人以上が死亡したとされます。
福島氏が国連憲章違反と批判
社民党の福島瑞穂党首は4日、SNS上で米国の対応を厳しく批判しました。福島氏は「これは明確に国連憲章違反です」として、強く抗議する姿勢を示しました。
福島氏は「アメリカが攻撃を受けて武力行使をされたわけでもないのに、武力行使をすることは大問題ですし、大統領を他国に拘束することも国際法違反です」と指摘しました。国連憲章第2条4項は、加盟国に対して武力の行使や威嚇を禁じています。例外として認められるのは、武力攻撃を受けた場合の自衛権や、国連安全保障理事会による決議に基づく強制措置などに限られます。
福島氏はさらに「多くの人が国際法違反と言っていますが、その通りです。国際法、国際人道法、法の支配を踏みにじるこういう行為を許してはなりません。大きく声を上げて変えていきたいと思います」と訴えました。
「麻薬対策って名目だけど、他国の大統領を拉致するって完全にやり過ぎでしょ」
「アメリカがこれやっちゃったら、ロシアや中国に何も言えなくなるよね」
「法の支配って言ってたのに、同盟国がこれって日本政府どうするの」
「国際法違反は明らかなのに、誰も止められないのが怖い」
「福島さんの言う通り、こういう行為は絶対に許しちゃダメ」
野党からも批判の声
立憲民主党の野田佳彦代表も4日、三重県伊勢市での記者会見で「国連憲章や国際法に照らして正当性があるのか極めて疑問で、遺憾の意を表明せざるを得ない。いくら何でもやり過ぎだ」と批判しました。野田氏は「ロシアがウクライナ侵略を正当化する可能性も出てくる。アジアだって同じような衝動に駆られる国が出てくるかもしれない」と懸念を示しました。
日本政府は3日、外務省内に連絡室を設置し、在ベネズエラ大使館に現地対策本部を置いて、約160人の邦人保護に万全を期す姿勢を示しています。しかし、同盟国である米国の行動を支持するか否か、難しい判断を迫られています。外務省幹部は「国際法と日米関係の双方の観点から、日本の立場をどう表明するか考えなければならない」と説明しました。
国際社会の反応は
ロシアやイラン、中国などは米国の行動を国際法違反だと非難し、国連安保理の緊急会合を求める動きを見せています。中南米諸国も米国の一方的な軍事行動に批判的な姿勢を示しており、チリのガブリエル・ボリッチ大統領は「平和的解決を求める」と述べました。
一方、米国は麻薬対策や民主主義の回復を理由に行動の正当性を主張しています。トランプ大統領は「ベネズエラの石油事業に強く関与することになる」とも発言しており、世界最大の石油埋蔵量を誇るベネズエラの資源利権が背景にあるとの見方も出ています。