2025-05-26 コメント投稿する ▼
榛葉賀津也幹事長、街頭演説での発言に即対応 誠実な謝罪に好意的な声も広がる
榛葉幹事長、街頭演説での発言に即応 誠実な姿勢に評価の声も
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は5月26日、福岡市で参院選に向けた街頭演説を行い、冒頭で「博多の女性はきれいだね。男性はまあまあだね」とコメントした。この発言は一部で「容姿を持ち出すべきではない」との批判を招いたが、榛葉氏はすぐさま記者会見で釈明。「悪意はなかったが、話の導入として不適切だった」と説明し、「今後は気をつける」と誠実に語った。
発言の背景と本人の説明
榛葉幹事長は、演説の場を和ませる“つかみ”として言葉を選んだつもりだったと説明している。集まった聴衆との距離を縮めようとした意図だったが、政治家としての立場から見れば軽率だったと反省の弁を述べた。
また、「その地域の空気を感じながら、親しみやすく話しかけたかった」とも語り、真摯な姿勢で発言の背景にある思いを説明。過去に容姿を巡る発言で批判を浴びた政治家が謝罪・撤回した事例と比較される中で、榛葉氏の対応は迅速かつ誠実だったとの評価も出ている。
ネット上の反応は賛否両論
今回の発言について、SNS上では多様な意見が飛び交った。
「たしかに博多美人って昔から言われてるし、冗談の範囲だと思う」
「すぐに『不適切だった』って言える人、意外と少ない。誠実さを感じる」
「笑いを取ろうとしたんだろうけど、今は言葉選びが難しい時代」
「政治家が外見の話をするのはもう古い感覚かも」
「まあまあって言い方が逆に面白い。場を和ませたかったのでは?」
一部には批判の声もあったが、「すぐに謝る人は信用できる」「清々しい対応だった」といった肯定的な意見も多く見られた。
榛葉幹事長の人柄と政治スタンス
榛葉氏は自衛官出身で、安全保障や外交に関する見識を有しており、理知的で落ち着いた政治家として知られている。国民民主党では幹事長として、組織運営や現場の声を重視した政策提言に努めてきた。
今回のようなちょっとした“つかみ”であっても、責任ある立場の人間が即座に説明と謝罪を行ったことは、かえって誠実な印象を与えた。ユーモアと配慮のバランスを取るのは難しいが、その努力を惜しまない姿勢に共感の声も広がっている。
今後の課題と期待
この件は、政治家の発言が持つ影響力と、地域への敬意をどう表現するかという課題を改めて浮き彫りにした。榛葉氏のように率直にミスを認め、対応できる政治家がいることは、政党全体の信頼感を高める上でも重要である。
参院選を目前に控える中、国民に寄り添った政策と誠実な姿勢を打ち出す榛葉幹事長の動向は、今後さらに注目されるだろう。