2025-04-15 コメント投稿する ▼
外国人年金納付率43%に竹上議員が警鐘 「制度分離」で公平性を訴え、政府は否定姿勢貫く
竹上議員の主張:制度の公平性と持続可能性の確保
竹上議員は、外国人の国民年金納付率が日本人の83.1%に比べて著しく低いことを問題視し、制度の公平性と持続可能性に懸念を示した。彼女は、外国人の年金制度を日本人とは別に設けるべきだと主張している。
竹上議員は、「外国人の納付率が低いままでは、制度の持続可能性が損なわれる恐れがある。制度の公平性を確保するためにも、外国人と日本人の制度を分けることが必要だ」と述べた。
また、彼女は昨年12月にも国民健康保険について同様の主張を行い、外国人を別立てにすべきだと訴えていた。しかし、政府はその際も「社会連帯と相互扶助の理念に基づき、国籍を問わず等しく保障すべき」として、制度分離を否定していた。
政府の見解:制度分離は否定
政府は、外国人の国民年金納付率が低い理由として、「日本語による意思疎通が困難で制度についての理解が十分でなく、保険料を納付する義務が認識されていない」ことなどを挙げた。その上で、「日本年金機構に対し必要な指導を行っていく」として、納付率向上に努める方針を示した。
また、政府は「年金制度は社会連帯と相互扶助の理念に基づき、国籍のいかんを問わず等しく保障を及ぼすべき」として、「新たな年金制度を創設すべきとは考えていない」と明言した。
今後の課題:制度の持続可能性と公平性の確保
竹上議員は、外国人の納付率が低いままでは、制度の持続可能性が損なわれる恐れがあると指摘している。また、納付率が低い外国人が日本人と同等の年金給付を受けることは、制度の公平性を損なう可能性があると懸念している。
政府は、外国人の納付率向上に向けた取り組みを強化する必要がある。また、制度の持続可能性と公平性を確保するために、外国人と日本人の制度を分けることも検討すべきだ。
- 政府は、外国人の国民年金納付率が43.4%と低水準であることを認めた。
- 竹上裕子議員は、制度の公平性と持続可能性の確保のため、外国人と日本人の年金制度を分離すべきだと主張している。
- 政府は、制度分離を否定し、納付率向上に向けた取り組みを強化する方針を示した。