西村智奈美氏が高市早苗首相の「奈良シカ発言」撤回要求で15分激論 予算委でネット大荒れ

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西村智奈美氏が高市早苗首相の「奈良シカ発言」撤回要求で15分激論 予算委でネット大荒れ

しかし西村氏は日本人によるシカへの暴行例も挙げて「外国人だけの問題なのか」と反論した。 高市首相は「外国人だけの問題ではない」としながらも、言語の壁があることから重点的に外国人向けの広報を行っていると説明した。 「SNSなどにおいて不確かな情報が、外国人の方々への的外れな誹謗中傷になっている」と主張し、高市首相の発言がこうした風潮を助長していると指摘した。

2025年11月10日の衆院予算委員会で、立憲民主党の西村智奈美幹事長代行が高市早苗首相に対して激しい追及を行う一幕があった。焦点は高市首相が自民党総裁選で発言した「外国人観光客による奈良シカへの暴行」の真偽と撤回を求めるものだった。約15分間に及ぶやり取りは予算委本来の趣旨を巡ってネット上で大荒れとなっている。

「根拠なき発言」として厳しく追及


西村智奈美氏(立憲民主党・新潟1区選出)は予算委質疑の冒頭で、高市首相が2025年9月22日の自民党総裁選立会演説会で行った発言を問題視した。高市首相は当時「奈良のシカを足で蹴り上げるとんでもない人がいます。殴って怖がらせる人がいます。外国から観光に来て、日本人が大切にしているものをわざと傷めつけようとする人がいるとすれば、何かが行き過ぎている」と述べていた。

西村氏は「何を根拠にそうした発言をされたのか」と質問を開始した。高市首相は「地元の観光業者からの証言があり、奈良県警にも相談が寄せられている」と答弁し、「私自身も英語圏の方がシカの足を蹴っている行為に及んだ方に注意した経験がある」と自身の体験を明かした。

しかし西村氏は日本人によるシカへの暴行例も挙げて「外国人だけの問題なのか」と反論した。高市首相は「外国人だけの問題ではない」としながらも、言語の壁があることから重点的に外国人向けの広報を行っていると説明した。

SNS論争も併せて批判


その後、西村氏は話題をSNSでの外国人批判に転じた。「SNSなどにおいて不確かな情報が、外国人の方々への的外れな誹謗中傷になっている」と主張し、高市首相の発言がこうした風潮を助長していると指摘した。

高市首相は自身の発言について「不確かな情報に基づいたものではない」と強調し、外国人と共生するための「ルール」の重要性を訴えた。さらに「SNSには不正確な情報がたくさんある。情報リテラシーを身につけ、正しい情報かどうかを判断していかなければならない」と反論した。

西村氏は「いろんな方向へとお話がいっちゃうので、どこにいかれるんだと思った」と皮肉を込めて発言し、自身の質問の真意が「演説で外国人のことについてだけ言った」理由への疑問だったと説明した。

「奈良のシカの件、しつこすぎる」
「今話す議題でしょうかね、これ」
「予算委員会で何の関係があるの」
「もっと重要な話があるだろう」
「時間の無駄使いだよ」


首相は撤回を断固拒否


最終的に西村氏は発言の撤回を強く求めたが、高市首相は毅然とした態度で応じた。「一定の根拠があって申し上げたことです。まだ総裁でもなかった頃の発言について撤回しろと言われても、撤回するわけにはまいりません」と明確に拒否した。

西村氏は「大変残念です。今後も十分注意をしていただきたい」として質疑を終えた。このシカに関する応酬は約15分間に及び、西村氏の質問時間のほぼ半分を占めることとなった。

維新・吉村代表も批判の声


この予算委質疑を受けて、日本維新の会の吉村洋文代表がXで厳しく批判した。「予算委員会で総理のシカ発言撤回要求で時間を費やす。もう予算委員会は党首討論中心でいいんじゃないかな」と指摘し、「議員定数削減したら声が届かなくなるというけど、実際はこれ」として、立憲民主党の質疑姿勢を痛烈に批判した。

吉村代表はさらに「自民も民主も国民に約束した。議員定数削減、まずは約束を実行せよ」と述べ、両党が過去に公約として掲げながら実現していない議員定数削減の必要性を改めて強調した。

ネットで大荒れの展開


XやスレッズなどのSNSでは、この質疑を巡って激しい議論が起きている。批判的な声として「奈良の鹿の件しつこいわぁこの人も」「今話す議題でしょうかね」「しつこい」「何が言いたいのだろう」「予算に何の関係があるんだよ」などが目立った。

一方で立憲民主党支持者からは「差別発言を問題視するのは当然」「外国人への偏見を助長する発言は看過できない」といった擁護の声もあった。しかし全体的には西村氏の質疑手法に対する批判が優勢となっている。

予算委員会本来の目的である120兆円規模の予算審議において、過去の発言の撤回要求に15分も費やしたことへの疑問視が強まっており、立憲民主党の戦略に対する見直しを求める声も党内外から上がっている。この問題は今後の国会運営にも影響を与える可能性がある。

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2025-11-11 08:55:36(植村)

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