2025-07-11 コメント投稿する ▼
小沢一郎氏「自公は国家犯罪」 政権交代へ野党結集訴え
「人口減少は国家に対する犯罪」 小沢氏の苛烈な批判
参院選が迫るなか、立憲民主党の小沢一郎衆院議員が11日、大阪市で街頭演説を行い、自民・公明の与党に対し痛烈な批判を展開した。
「この30年の政治が、日本を少子化と人口減少のどん底に追いやった。これはもはや国家に対する犯罪だ」と語り、長期政権がもたらした社会構造の崩壊を真正面から糾弾した。
その上で、「政権を代えなくてはいけない。自民党は政権を失えば崩壊する。そこから新しい政権が生まれる」と訴え、与党過半数割れを目指す姿勢を明確にした。
「小沢さんの言葉が昔より重くなってきた気がする」
「国家犯罪って言葉、少子化見てると確かに…と思ってしまう」
「30年も政権握っててこの結果じゃ、批判されて当然」
「一度与党にお灸を据えるべき時が来てるのかも」
「腐敗政権より頼りなくても誠実な政権がいい」
「立民が嫌いでも野党に」 野党結集を呼びかけ
今回の演説で小沢氏は、自党への支持にこだわらず「とにかく自公政権を過半数割れさせる」という一点に集約する選挙戦略を示した。
「立民は嫌いでもいい。他の野党でもいい。とにかく与党にNOを突きつけてほしい」と、有権者に野党側への投票を広く促した。
これは、一部の野党支持層から「立民は頼りない」「政権担当能力がない」との声があることを意識した発言でもあり、現実的な戦術として野党全体の票を一か所に集める呼びかけと言える。
「こういう割り切った呼びかけ、嫌いじゃない」
「政党じゃなくて、政策と未来を見る選挙にしてほしい」
「自公政権にNOを突きつけるっていうのは大事」
「野党がまとまらないと何も変わらない」
「政策が違っても“反自民”で団結するのはアリだと思う」
「腐敗政権より、頼りなくても新しい政権を」
小沢氏はさらに、「腐敗した政権よりも、少し頼りなくても新しい政権をつくるほうが国民のためになる」と力を込めた。これは、自民党政権に数々のスキャンダルや利権の温床が見られる中で、それを刷新するだけでも社会の風通しがよくなるという判断からだ。
特に、官僚機構との癒着、特定業界との癒着、派閥による人事支配といった構造的な腐敗が進んでいる現状に対して、「誠実さや清新さを重視した政権交代」が国民の利益につながるという立場を示した。
これは“実務能力”だけではなく、“倫理性”を軸に据えた政権選びを促すメッセージでもある。
政権交代の現実味は? 選挙後が問われる野党の本気度
一方で、現時点での世論調査を見ると、野党が自公に代わる「受け皿」として十分な信頼を得ているとは言い難い。支持率の分散、候補者調整の不徹底、具体的な政権構想の不在など、課題は多い。
小沢氏が言うように「自民が崩壊すれば新しい政権が生まれる」という流動性の可能性はあるが、それには野党側の本気度と団結、そして選挙後の迅速な連携が不可欠だ。
政権交代を現実のものにするには、有権者の期待と不信を正面から受け止め、「なぜ今変える必要があるのか」を一貫して語り抜く覚悟が求められる。