2025-11-29 コメント: 1件 ▼
維新・浦野議員、石井元議員側から30万円パーティー券収入不記載で法違反
日本維新の会の浦野靖人選対委員長代行が2023年に開催した政治資金パーティーを巡り、除名された石井章元参院議員側から受け取った30万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明しました。 政治資金規正法は同一の者から20万円を超える支払いを受けた場合、氏名や金額を収支報告書に記載するよう義務付けており、浦野氏の事務所は「記載ミス」として週明けに訂正するとしています。
石井元議員詐欺罪で在宅起訴の経緯
石井章元議員は2025年9月30日、東京地検特捜部により詐欺罪で在宅起訴されました。起訴状によると、石井元議員は2021年4月から2022年10月にかけて、勤務実態のない親族男性を公設第2秘書として参院事務局に届け出て、給与と退職金計約828万円を国からだまし取った罪に問われています。
石井元議員は茨城県取手市議などを経て、2009年に民主党から衆院選に初当選しました。2016年参院選では当時のおおさか維新の会から出馬し当選。参院比例代表選出の議員として茨城県に拠点を置き、維新の幹部や有力議員に資金を配ることで党内での存在感を高めていたとされています。
「政治とカネの問題がまた浮上してしまった。維新も他人事ではないということですね」
「浦野議員の記載ミスって言い訳がちょっと苦しい。30万円なんて大金をミスで済ませるの?」
「石井元議員から30万円もらってたなんて、維新の政治改革って結局口だけなのかな」
「自民の裏金問題を批判してた維新がこれじゃあ、説得力ゼロです」
「政治資金の透明化を訴えていた人が不記載って、ブーメランが刺さってますね」
浦野議員の立場と説明
浦野靖人氏は大阪15区選出の衆議院議員で現在5期目を務めています。2010年に地域政党「大阪維新の会」に参加し、2012年衆院選で初当選しました。党内では選対委員長代行として重要な役割を担っており、企業・団体献金の在り方に関する自民党との与党実務者協議の担当者でもあります。
浦野氏の資金管理団体「浦野靖人君を励ます会」は2023年6月3日に大阪市内で政治資金パーティーを開催し、総額782万円の収入を得ていました。一方、石井元議員の資金管理団体「茨城章和会」の収支報告書によると、同年5月30日に浦野氏の政治団体に会費名目で30万円を支出していました。
浦野氏の事務所は毎日新聞の取材に対し「単純な記載ミスだ。記載しなかった金額はパーティーの収入総額に含まれている」と説明しています。しかし、政治資金規正法では同一の者から20万円超の支払いを受けた場合の記載が義務付けられており、2027年からは報告対象が5万円超に引き下げられる予定です。
政治資金の透明性に疑問
自民党派閥の裏金事件では、旧安倍派などがパーティー券収入の一部を収支報告書に記載せず議員に還流していたことが大きな問題となりました。浦野氏は政治資金の透明性向上を求める立場にありながら、今回の不記載が明らかになったことで、維新が掲げる「政治改革」の信頼性に影響を与える可能性があります。
日本維新の会は2024年1月、政治改革案として企業・団体による政治資金パーティー券購入の禁止などを提案していました。馬場伸幸代表(当時)は「政治とカネの不透明さが政治全般の不信につながっている」と述べ、政治資金の透明化を訴えていました。
政治資金パーティーは政治家が資金を集める重要な手段となっています。従来、パーティー券の購入者について20万円以下は収支報告書に記載する必要がありませんでしたが、政治資金規正法改正により2027年1月から5万円超に引き下げられることが決まっています。今回の浦野氏の不記載は、現行法においても明確な違反に当たる事案です。