2026-02-26 コメント投稿する ▼
福岡ライブで列車寝泊まり検討、JR九州古宮社長が異例の取り組み表明
福岡市で2026年4月に人気アーティスト2組のライブが重なり、宿泊施設不足や混雑が懸念される中、JR九州が新たな取り組みを検討しています。古宮洋二社長が2月26日の定例会見で、博多駅などに停車させた列車を寝泊まりできる場所として提供する案を明らかにしました。過去の災害時の対応をモデルに、ライブ観客の宿泊難に対処する異例の取り組みです。
4月25日軸に寝泊まり列車を検討
JR九州の古宮洋二社長は2月26日の定例会見で、博多駅などに停車させた列車を寝泊まりできる場所として提供できないか検討していることを明らかにしました。日程は混雑のピークとなる4月25日を軸に調整しており、需要などを見極めている段階だといいます。
福岡市では2026年4月24日から26日にかけて、みずほPayPayドームで嵐のライブが開催されます。さらに4月25日と26日はマリンメッセ福岡でDREAMS COME TRUEによるライブも予定されており、市内では宿泊施設の不足や料金高騰が懸念されています。
古宮社長は、これまでも事故や災害などでダイヤが大幅に乱れた際に、ホームに停車させた車両の中で寝泊まりできるように開放した例があるとし、これをモデルにしてやってみたいと意欲を見せました。
「列車で寝泊まりできるって斬新だけど大丈夫なのか」
「ホテル取れないからこういう対応は助かる」
「嵐とドリカムが重なるとか福岡のホテル争奪戦やばそう」
「JR九州の対応すごいけど需要あるのかな」
「災害時の対応を応用するとは考えたな」
JR西日本も臨時列車5本を運転
混雑緩和をめぐってはJR西日本も対応に乗り出しています。山陽新幹線の上りで博多発の臨時列車を期間中に5本運転することを発表しました。
運転されるのは4月24日から26日の3日間で、いずれも博多発の上り「ひかり」と「こだま」です。24日と25日は博多駅午後10時32分発の広島駅行き「ひかり684号」と、午後11時8分発の小倉駅行き「こだま890号」が運転されます。26日は博多駅午後9時20分発の広島駅行き「ひかり694号」が運転される予定です。
ライブ終演後は訪れたファンで大混雑が予想されることから、JR西日本は帰宅する観客の利便性向上を図ります。JR九州も臨時列車の運転に向けて調整しています。
日本リウマチ学会も日程変更の影響
この時期の福岡市内でのイベント重複は、他の行事にも影響を及ぼしています。日本リウマチ学会は2025年12月、2026年4月に福岡市内で開催予定だった学術集会を1日前倒しすると発表しました。当初4月23日から25日の3日間を予定していましたが、4月22日から24日に変更する苦渋の決断をしたといいます。
学会には約7000名の会員が集まるとされ、宿泊や交通手段の確保が難しいことを懸念しました。嵐のライブが開催されるPayPayドームとドリカムのライブが開催されるマリンメッセは電車で30分程度の距離で、ホテル、電車、タクシーなどさまざまな場面で大混乱が起こることが予想されています。
福岡市は都市規模のわりにホテル数が限られており、ドーム公演時は隣県の佐賀まで満室になることも珍しくありません。JR九州の列車寝泊まり提供案は、こうした深刻な宿泊難に対処する新たな試みとして注目されます。災害時の経験を活かした柔軟な対応が、ライブ観客の利便性向上につながるか、今後の動向が注目されます。