2025-06-04 コメント: 1件 ▼
公約大阪・関西万博で“関係者優遇”問題 限定グッズ巡るAD証不正使用に批判の声
万博前に“抜け駆け”購入?関係者パス利用に疑問の声
大阪・関西万博の公式グッズをめぐって、開場前に関係者パス(AD証)を使い、一般来場者より先に店舗へ並ぶ行為が運営スタッフらの間で相次いでいる。数量限定で人気の高い万博グッズが、オープンと同時に売り切れる事態も確認されており、「公平性を損なう」として批判が高まっている。
協会が警鐘「信頼損なう行為」
日本国際博覧会協会は、5月9日に関係者専用のポータルサイト上で「関係者による開場前の列形成」に関する注意文を掲示。協会は「こうした行為は来場者の信頼を著しく損なう」として、関係者に対し改めてAD証の適正利用を徹底するよう呼びかけた。
AD証は設営や出演など、万博運営に関わる業務のために発行されるもので、本来は個人的な買い物などには使えない。しかし一部の関係者がこの特権を悪用し、一般客が入場する前にショップへ直行しているとみられる。
グッズは高額転売の対象にも
問題の背景には、万博グッズの一部がネットオークションで高値で取引されている実態がある。数量限定のアイテムや初期販売のみの商品も多く、希少性が高まるにつれて「転売目的での購入ではないか」との見方も強まっている。
AD証保有者が先に入場して商品を手に入れてしまえば、一般来場者は目当てのグッズを手にする前に完売という事態に直面する。この不満は徐々に来場者間で広がっている。
「並ばない万博」の理念はどこへ?
大阪・関西万博は「並ばない万博」を掲げ、スムーズな運営を目指すとされていた。だが、現実には入場ゲートや人気パビリオン、グッズショップで来場者が列をなす光景が日常化しており、理念との乖離が浮き彫りになっている。
協会は現場スタッフや関係者に対して、AD証の使用ルールを再確認させ、運営体制の見直しを急いでいる。
SNSでも怒りと落胆の声
SNSでは、この事案に対し厳しい声が相次いでいる。
「AD証持ってるからって、グッズ買い占めるのはズルい。転売の温床になるだけ」
「本当に楽しみにしてたのに、目当てのものが初日に売り切れとか…納得できない」
「協会はちゃんと管理してるの?一般人が馬鹿を見る仕組みじゃん」
「関係者が“先に並ぶな”って、そんな基本的なことすら守れないの?」
「『並ばない万博』って話だったのに、結局どこ行っても行列じゃん」
協会には、再発防止に向けた具体的な対策と透明性の高い運営が求められている。今後の対応次第で、来場者の信頼を取り戻せるかが問われている。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値34.9、達成率は0%と評価されています。