2025-04-24 コメント投稿する ▼
公約万博ネパール館、建設費未払いで工事中断 他国パビリオンも遅延続出の舞台裏
ネパール館、建設費未払いで工事停止
2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博で、ネパール館の建設工事が本国からの費用未払いにより1月から停止していることが明らかになった。ネパールは独自にパビリオンを建設する「タイプA」として参加していたが、建設会社への支払いが滞り、工事が中断された。万博協会はネパール側から「本国の都合で支払えなくなっている」との説明を受けており、再開の見通しは立っていない
この状況に対し、吉村大阪府知事は「ネパールとしても開館に向けて努力し、開館したいという意向と聞いている。できる限り早期に完成させることは重要だと思う」と述べ、早期完成を促している。
一方、SNS上では「日本がお金を立て替えて『後で返してくれれば良いですよ』とかやりそうだけど絶対ダメ」「もう休憩所か売店にしろよ」など、批判的な声が多く上がっている。
他国のパビリオンも工事遅延
ネパール館以外にも、インド、ベトナム、ブルネイのパビリオンが未完成のままで開館していない。インド館は日本側が建設代行中だが、開館の見通しが立っていない。ベトナム館は共同利用型のため展示の準備に遅れが出ており、ブルネイ館は工事が始まったのが開幕直前で、完成はゴールデンウィーク明けを予定している。
これらの工事遅延の背景には、建設費の高騰、海外パビリオンの計画書提出の遅れ、開催地・夢洲へのアクセスの悪さ、入札のやり直しの相次ぎ、万博協会の意思決定の遅さ、予算編成の準備不足、2024年4月からの建設業の残業規制など、複数の要因がある。
チケット販売、目標未達も来場者増に期待
万博協会の発表によると、4月21日時点でチケットの販売枚数は合計1247万枚で、前売り券の目標である1400万枚には届かなかった。赤字を回避するラインは約1800万枚とされているが、会期は今年10月まで続くため、今後の来場者増に期待が寄せられている。
- ネパール館は建設費未払いにより1月から工事停止。
- インド、ベトナム、ブルネイのパビリオンも未完成で開館していない。
- 工事遅延の背景には、建設費高騰、計画書提出の遅れ、アクセスの悪さなど複数の要因がある。
- チケット販売は目標未達だが、会期中の来場者増に期待が寄せられている。
大阪・関西万博は、これらの課題を乗り越え、成功に向けて進んでいくことが求められている。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。