2025-04-11 コメント投稿する ▼
公約「安全を最優先」船橋市立中学校、修学旅行先を万博からUSJへ変更 メタンガス検出に保護者が懸念
メタンガス検出と過去の事故
万博会場では、開幕直前の4月6日に爆発の危険性がある濃度のメタンガスが検出された。さらに、2024年3月には会場西側のグリーンワールド工区にあるトイレ床下の配管ピットでメタンガスが溜まり、爆発事故が発生している。
保護者からの要望と学校の対応
この中学校は5月12日から14日にかけて3年生の修学旅行で関西方面を訪れる予定で、当初は万博会場も行き先に含まれていた。しかし、メタンガス検出の報道を受け、複数の保護者から「万が一のことが不安なため、安全な場所に変更してほしい」との要望が寄せられた。学校側は4月11日に保護者会を開き、「安全配慮義務を全うできる自信がない」として、行き先をUSJに変更することを伝えた。
教頭のコメントと保護者の反応
教頭は毎日新聞の取材に対し、「修学旅行は生徒の安全が一番重要な中、安全性が担保できない」と述べた。また、女子生徒の父親は「子どもも『もし爆発したら』と不安がっていたし、親としても万が一、悲惨な事故に巻き込まれたら嫌だったので、学校の決断に感謝している」と話した。
文部科学省の対応と他校の動向
文部科学省は修学旅行先として万博の活用を各教育委員会に通知しており、訪問を計画している学校も多い。阿部俊子文科相は4月11日の記者会見で、メタンガスのほか雑踏事故も懸念されていることについて、「安全確保の徹底は、来場にあたって不可欠だ」と述べた。一方、岐阜県教職員組合は県内の公立中学校39校が修学旅行で大阪万博を訪れる計画であることを受け、安全対策の徹底を求める要請を県教育委員会に行った。
SNS上の反応
SNS上でも、修学旅行先の変更に関する意見が交わされている。あるユーザーは「賢明な判断。そもそも爆発濃度のメタンだけじゃなく、落雷リング、熱中症、石吊り休憩所など危険だらけだし、何かあっても責任は学校に押し付けられる」とコメントしている。
- 千葉県船橋市の市立中学校が、修学旅行先を大阪・関西万博からUSJに変更。
- 万博会場でのメタンガス検出や過去の爆発事故を受け、生徒の安全を考慮。
- 保護者からの要望もあり、学校側は「安全配慮義務を全うできる自信がない」と判断。
- 文部科学省は安全確保の徹底を強調し、他校でも安全対策への関心が高まっている。
このように、修学旅行先の安全性に対する学校や保護者の関心が一層高まっており、今後の各校の対応が注目される。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。