2025-03-28 コメント投稿する ▼
大阪府、府立高校入試制度改革を決定 「学校特色枠」や「第2志望校制度」導入
新制度の主な変更点
- 試験日程の一本化:
従来の特別選抜(2月中旬)と一般選抜(3月中旬)を統合し、3月1日を基準日とする新たな一般選抜を実施する。これにより、受験生の試験日が前倒しとなる。
- 学校特色枠の設置:
各高校が面接やプレゼンテーション、作文など独自の選抜方法を導入し、募集人員の最大50%をこの枠で選抜する。これにより、学校が求める生徒像に合致した受験生を優先的に合格させることが可能となる。
- 第2志望校制度の導入:
全日制高校の出願時に第2志望校を設定できるようにし、第1志望校で不合格となった場合でも、既に受けた学力試験の結果を活用して第2志望校での合否判定を受けられる。ただし、第2志望校の募集人員が第1志望校の出願者数を下回る場合に限られる。
これらの改革は、私立高校への志望者増加による公立高校の定員割れを解消し、受験生の多様なニーズに応えることを目的としている。詳細は今年秋をめどに決定される予定である。