2025-03-18 コメント投稿する ▼
維新の会、予算再修正案に同意へ
維新の会は、2025年度予算案について、近く参議院で再修正され、可決される見込みとなっています。 これは、石破首相(自民党総裁)による10万円の商品券配布問題が批判を呼んでいる中で、維新が予算案の年度内成立を目指して協力する決断を下したためです。
再修正案の内容と維新の会の対応
政府・与党は、医療費負担を軽減するための「高額療養費制度」の負担上限額引き上げを見送ることを決定し、これに伴い予算案の再修正を行う予定です。維新の会は、この変更に賛成しており、過去にも高校授業料無償化や社会保険料引き下げを盛り込んだ3党合意を交わした経緯があります。吉村洋文代表(大阪府知事)は17日、記者団に対して「問題となっているのは首相の行為であり、予算に対する態度は変わらない」と述べ、再修正案に同意する意向を示しました。
商品券配布問題と石破首相の謝罪
一方、石破首相が自民党衆院議員15人に10万円の商品券を配布した件について、批判が収まらない状況です。17日の参議院予算委員会では、首相が「社会通念上、世の中の感覚と乖離した部分が大きかったと痛切に思っている。大変申し訳ない」と述べ、改めて謝罪しました。また、同日の自民党役員会でも、「法的には問題ないが、国民の理解を得るに至っていない」とし、引き続き説明責任を果たす意向を示しました。