2021-11-15 コメント投稿する ▼
吉村副代表、文通費100万円を寄付へ 6年前の受給分にけじめ
日本維新の会の吉村洋文副代表(大阪府知事)は、2022年10月に衆院選で当選した議員に対して、文書通信交通滞在費(文通費)として100万円が支給されたことについて「領収書がいらない経費が日割りでなく、100万円まるごと支給されるのはおかしい」と述べ、批判の意見を示した。 日本維新の会は、衆院選で初当選した所属議員から支給された100万円を党への寄付として集め、全額を寄付する方針を示している。
維新の対応と寄付方針
日本維新の会は、衆院選で初当選した所属議員から支給された100万円を党への寄付として集め、全額を寄付する方針を示している。文通費は、国会議員1人あたり毎月100万円が支給されるが、在職1日でも全額が支給され、日割り計算は行われない点が問題視されている。
吉村氏の寄付について
さらに、吉村氏は2015年に衆院議員を辞職した際、その10月分の文通費100万円も寄付する考えを明らかにした。当時、吉村氏は翌11月に大阪市長選に出馬するため議員を辞職したが、「市長選に専念していたため、当時のことをあまり覚えていない。しかし、寄付を通じてけじめをつけるべきだと考えている」と述べ、文通費の寄付を決めたという。
要点
- 吉村洋文副代表が文通費全額支給に疑問を表明
- 維新は、初当選議員の文通費を党への寄付とする方針
- 2015年に議員を辞職した吉村氏が、当時受け取った文通費100万円を寄付予定
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