2025-03-11 コメント: 8件 ▼
公約「海の家のトイレじゃん」 大阪万博の2億円デザイナーズトイレに批判続出
完成イメージ画像の流出とSNSでの反応
3月10日、建築エコノミストの森山高至氏が自身のX(旧Twitter)アカウントに万博のトイレの完成写真を投稿。これに対し、SNS上では「仮設トイレに見える」「海の家のトイレのようだ」といった批判的なコメントが相次いだ。中には写真の真偽を疑う声も上がった。
建築家の葛藤と費用に関する議論
一方、デザイナーズトイレを手掛ける建築家の中には、批判に対する葛藤を抱える者もいる。経済産業省や大阪府、大阪市は、これらのトイレの平米単価が一般的な公共トイレと比べて「高くない」と主張しているが、その比較が適切かどうかについては議論が続いている。
費用の内訳試算
専門家によると、トイレ1箇所あたりの費用内訳は以下のように試算される。
- トイレ設備費用:
便器1基あたり約60万円(便器本体、取り付け費用、配管・電気工事、照明器具、ドアなどを含む)×33基=約1,980万円
- 建物本体費用:
床面積約900平方メートルのコンクリート基礎工事:約5,000万円、鉄骨構造の箱(1基あたり約100万円)×3セット=約300万円、屋根部分:約300万円、合計約5,600万円
- 総材料費:
トイレ設備費用約1,980万円+建物本体費用約5,600万円=約7,580万円
これらの試算に基づき、材料費が約7,580万円、人件費や諸経費を含めると、総工費は約1億5,000万円から2億円程度と見積もられる。
今後の展望
万博終了後、これらのデザイナーズトイレをどのように活用するかについては未定であり、再利用の可能性や費用対効果についての議論が求められる。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。