2025-03-01 コメント投稿する ▼
日本維新の会、活動方針に「憲法改正」項目抜け落ち 党内で迷走と不安の声
党大会での方針発表
3月1日、東京都内で開催された党大会において、吉村洋文代表は以下の3つを党の使命として強調した。
- 社会保障改革
- 統治機構改革
- 憲法改正
特に、社会保障改革については「今のままの社会保障制度は持たない」とし、参院選での主要政策として位置づけた。また、憲法改正に関しては、自民党が改憲発議に必要な3分の2の議席を有しながらも実現しなかったことを批判し、「維新が前に進めていかなければならない」と意気込みを示した。
活動方針からの憲法改正項目の抜け落ち
しかし、党大会前日の2月28日に、馬場伸幸前代表が配布された活動方針から「憲法改正」の項目が抜け落ちていることに気づき、現執行部に抗議した。これにより、急遽活動方針が修正される事態となった。維新の国政進出時からのメンバーは、「『党是』すら忘れるとは、わが党はどこに行くのか」と嘆き、党内の混乱を示唆している。
今後の展望と課題
この一連の出来事は、日本維新の会が政策策定や党運営において一貫性を欠いているとの印象を与えかねない。参院選を控え、党の方向性や政策に対する信頼回復が急務となるだろう。
- 党大会で社会保障改革、統治機構改革、憲法改正の3つを党の使命として強調。
- 活動方針から憲法改正項目が抜け落ち、急遽修正される事態に。
- 党内からは政策路線や運営に対する不安の声が上がる。