2025-01-31 コメント投稿する ▼
大阪・関西万博のプラスチックごみ削減対策
■レジ袋の配布禁止とマイバッグ持参の推奨
万博協会は、出展者や営業施設に対し、レジ袋の配布を原則禁止し、有料販売も行わない方針を示した。来場者にはマイバッグの持参を呼びかけ、使い捨てのレジ袋をなくすことでプラスチックごみの削減を目指している。
■ペットボトルの使用削減と給水スポットの設置
ペットボトルの使用削減を目的とし、来場者にはマイボトルの持参を推奨している。また、会場内には40~80か所の給水スポットを設置し、飲料店には持参したマイボトルへの注入協力を要請している。
■資源循環に関する基準の策定
万博協会は、資源循環に関する基準を策定し、参加者や営業出店者に対してガイドラインを示している。具体的には、プラスチック製のうちわの配布禁止、紙や木、竹製など環境に配慮した素材の使用、チラシやパンフレットの電子配布推奨、不織布おしぼりの削減などが挙げられる。
■持ち込み禁止物・禁止行為の規定
万博会場内での秩序維持や安全対策の一環として、「持込禁止物・禁止行為に関する来場者向け規約」が策定され、来場者に事前の確認が求められている。
■大阪市のプラスチックごみ削減宣言
大阪府と大阪市は、2019年1月に「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を共同で行い、プラスチックの資源循環を推進し、河川や海洋の汚染防止に取り組んでいる。