2025-01-18 コメント投稿する ▼
維新・吉村代表が提案 社会保険料負担軽減と医療費改革 資産ある高齢者は「負担して」
社会保険料負担の現状と課題
給与明細を見ると、社会保険料が手取り収入に大きな影響を与えています。
少子高齢化の進行に伴い、現役世代の負担が増加しています。
医療費削減の必要性
日本の年間医療費は約47.3兆円で、その約4割が75歳以上の後期高齢者によるものです。
医療費の自己負担額は全体の15%に過ぎず、半分以上は保険料で賄われています。
具体的な改革案
・保険適用範囲の見直し
市販薬で代替可能な薬剤の保険適用を見直し、無駄な医療費を削減します。
・高齢者の窓口負担増加
資産を有する高齢者については、医療費の窓口負担を現役世代と同じ3割に引き上げることを検討しています。
日本の約2000兆円の金融資産のうち、60歳以上が6割を保有している現状を踏まえた措置です。
・資産把握の方法
不動産登記簿や銀行預金情報を活用し、高齢者の資産状況を正確に把握することを提案しています。
これらの改革により、現役世代の社会保険料負担を軽減し、持続可能な社会保障制度の構築を目指しています。
一方で、公明党などからは、高齢者の医療費負担増加が受診抑制や重症化リスクを高めるとの懸念も示されています。
このように、社会保険料改革を巡っては、負担の公平性と医療サービスの質をどう両立させるかが重要な課題となっています。