2024-12-17 コメント投稿する ▼
「全て私の責任」稲田氏が陳謝「パー券」収入のキックバックについては「知らなかった」
自民党の派閥における政治資金問題を受け、衆議院の政治倫理審査会が約9カ月ぶりに開かれ、旧安倍派に所属する稲田朋美元防衛相が弁明を行いました。 稲田氏は、パーティー券収入のキックバックに関連して「ノルマがあることは知っていましたが、金額については意識しておらず、還付制度についても全く知らなかった」と説明しました。
同じく弁明を行った加藤竜祥議員は、「派閥総会でノルマ分だけ売ればよいとの指示があったと思う」と述べ、キックバックの仕組みについては認識していなかったと説明しました。加藤氏は10万円の収入不記載問題で政務官を辞任しており、自身の行動について謝罪しました。
17日の審査会には4人の議員が出席し、19日までに萩生田光一元政調会長らを含む計15人が弁明する予定です。稲田氏をはじめとする関係者の説明がどのように受け止められるか、政治資金の透明性や派閥のあり方が改めて問われています。