2025-10-01 コメント投稿する ▼
稲田朋美氏が総裁選で石破茂首相を評価と苦言 夫婦別姓に「結論を出すべき」
稲田氏は「批判を恐れず、抵抗を受けても貫くリーダーシップが求められる」と強調しました。 これに稲田氏は「期待した変化が十分に示されなかった」と指摘し、「石破さんらしさを1年でも出してほしかった」と語りました。 党内で意見が分かれる選択的夫婦別姓制度について、稲田氏は「結論を出すべきだ」と改めて表明しました。 稲田氏は「批判を恐れず結論を出していくことが党の立て直しには不可欠だ」と強調しました。
稲田朋美氏「石破首相らしさ出してほしかった」
自由民主党(自民党)の稲田朋美元防衛相は10月1日、ラジオ番組で総裁選に関して発言し、投票先について「まだ決めていない」と述べました。退陣を表明した石破茂首相(党総裁)については「自分の言葉で発していた。石破さんらしさは出ていた」と評価しつつも、「もっと変える姿勢を鮮明にすべきだった」と振り返りました。稲田氏は「批判を恐れず、抵抗を受けても貫くリーダーシップが求められる」と強調しました。
石破首相は昨年の総裁選で選択的夫婦別姓に前向きな発言をしていましたが、就任後は慎重姿勢に転じた経緯があります。これに稲田氏は「期待した変化が十分に示されなかった」と指摘し、「石破さんらしさを1年でも出してほしかった」と語りました。
夫婦別姓めぐる主張
党内で意見が分かれる選択的夫婦別姓制度について、稲田氏は「結論を出すべきだ」と改めて表明しました。稲田氏は同制度には反対の立場ですが、単なる通称使用の拡大ではなく、結婚後も戸籍上の姓を維持しつつ旧姓を法的に位置づける独自案を示しています。
「多くの女性が結婚前の氏を仕事で使い続け、それを法的に認めてほしいと求めている。なぜ応えられないのか」と述べ、「保守層が民法や戸籍を変えるなと主張していては一歩も進まない。誰も救われない」と危機感をあらわにしました。
自民党への危機感
稲田氏は「批判を恐れず結論を出していくことが党の立て直しには不可欠だ」と強調しました。氏制度に限らず、消費税や農業政策、派閥パーティー不記載問題などについても「一つ一つはっきり結論を出さないと『自民だから大丈夫』という時代は過ぎた」と指摘しました。
「石破首相は融和を考えすぎたのでは」
「夫婦別姓はいつまでも先送りできない」
「稲田氏の独自案は現実的な妥協点かもしれない」
「自民党が決断できない姿勢に失望する」
「批判を恐れず結論を出すべきだ」
総裁選への姿勢
投票先について稲田氏は「地元の意見を聞きつつ、政治家・稲田朋美として判断する」と述べ、現時点で態度を明らかにしませんでした。そのうえで「一致は前提だが、批判があっても自分の進路を貫く強いリーダーシップが必要だ」と語り、次期総裁に求める条件を提示しました。