2025-06-05 コメント投稿する ▼
小坂英二氏「選択的夫婦別姓は親子分断の愚策」伝統重視の声に共感広がる
家族の一体感を揺るがす制度改正への警告
日本保守党の小坂英二氏(前・荒川区議、参議院東京都選挙区予定候補)が、X(旧Twitter)上で「選択的夫婦別姓」について強い懸念を示した。投稿では、制度導入がもたらす家族関係への影響を端的に批判し、「選択的夫婦別姓は強制的親子別姓」と警鐘を鳴らした。
小坂氏は、夫婦が別姓を名乗ることにより、同じ家庭内で親と子の姓が異なる事態が生じることに強い違和感を覚えている。とくに、「欧米の猿真似をして別姓にする必要性は皆無」と述べ、欧米の制度に安易に倣う姿勢を「思考停止した追随」として問題視している。
姓は「単なる名前以上」 日本の家族観を尊重すべき
小坂氏の主張の根底には、「姓は日本社会における家族の象徴であり、絆を可視化する役割を果たしている」という認識がある。選択的夫婦別姓の導入が進めば、夫婦間だけでなく親子間の姓にも違いが生まれ、法的には問題がなくとも、社会的・心理的には大きな影響を及ぼすという。
「名前の違いが生み出す無言の断絶」を懸念する声は少なくなく、実際に同様の制度を導入した国々でも、子どもの姓をめぐるトラブルが報告されている。小坂氏は、「今ある通称使用の制度で、十分に柔軟に対応できる」として、法改正の必要性そのものに疑問を投げかけている。
ネット上でも「伝統重視」への共感
小坂氏の投稿には、多くのネットユーザーから賛同の声が集まっている。特に、家族のあり方や子どもへの影響を重視する保守的な立場からの意見が目立つ。
「親子で姓が違うって、子どもの立場になればかなり違和感あると思う」
「制度の自由ばかり強調して、家庭の実情が置き去りになってる」
「欧米と日本では家族観が違う。小坂さんの指摘はもっとも」
「なんでもグローバルが良いって風潮には、ちゃんとブレーキをかける人が必要」
「今の通称使用で困ってない。法律をいじる必要ないんじゃないの?」
一方、反対派からは「選択肢が増えること自体は良い」との意見も寄せられているが、小坂氏のように「家族制度の本質」を見つめ直す声が再評価されているのも事実だ。
制度の自由と家庭の安定 どちらを優先すべきか
選択的夫婦別姓をめぐる議論は、表面的には「個人の自由の拡大」として理解されやすいが、その背後には「家族の一体感」や「社会的安定」といった重要な価値が存在している。小坂氏の主張は、そうした見落とされがちな側面に光を当てるものといえる。
今後も、家族制度のあり方をめぐる国民的議論が求められる中で、小坂氏のような立場をとる政治家の発言は、保守層を中心に一定の影響力を持ち続けるだろう。