2026-02-02 コメント投稿する ▼
平野雨龍氏が大分3区立候補の理由明言、岩屋毅氏外交に危機感
平野氏は「この選挙は、はっきりとした選択です。 しかし、2024年12月に外相として中国人の訪日観光ビザ緩和を表明して以降、SNS上で「媚中議員」とのレッテルが拡散され、批判が本格化しました。 小林氏は前回の衆院選で立憲民主党から立候補し、6万207票を獲得したものの岩屋氏に敗れました。
岩屋毅氏に挑む決意
無所属の平野雨龍氏32歳が2月上旬、自身のX上で大分3区から立候補した理由を明確に述べました。「岩屋毅さんの政治姿勢、特に外交に強い危機感を覚えたからです」と投稿し、自民党前外相の岩屋毅氏68歳の外交政策に対する強い懸念を表明しました。
平野氏は「しかし岩屋さんを退けたとしても、中国寄りと受け取られる政党に議席を渡せば、結果は同じになります。その未来を、私は受け入れることができません」と続けました。この発言は、大分3区の選挙戦が単なる候補者同士の争いではなく、日本の外交政策の方向性を問う選挙であることを示しています。
平野氏は「この選挙は、はっきりとした選択です。大分3区の将来に責任を持つ政治を、ここから取り戻します」と決意を表明しました。2025年7月の参院選東京選挙区で23万票以上を獲得した平野氏は、その支持を背景に大分3区での戦いに臨んでいます。
1月27日の公示日、平野氏は大分県中津市での第一声で「岩屋毅に勝つために立候補した」と、岩屋氏を名指しで挑発しました。SNSで対中強硬姿勢を訴えて旋風を巻き起こした平野氏にとって、岩屋氏の落選が明確な目標です。
参院選東京で23万票の実績
平野氏は千葉県出身で、1994年1月31日生まれの女性政治活動家です。本名は荻野鈴子で、2021年1月31日に平野雨龍に正式改名しました。元着物モデル・舞台女優・社会運動家という多彩な経歴を持ちます。
平野氏は「日本反送中第一人者」と称され、2019年の香港民主化デモ反送中運動をきっかけに政治への関心を強く持ちました。着物を着用して現地で参加した経験が広く知られており、「香港で守れなかった悔しさを日本で繰り返したくない」という強い思いが政治活動の原点となっています。
2025年7月の参院選東京選挙区で、一般には無名だった平野氏が対中強硬姿勢を前面に掲げ、SNSで支持が広がり23万5000票余りを獲得しました。無所属候補では最も得票数が多く、SNSの力で選挙情勢を変えた象徴的な存在となりました。
参院選後、平野氏は全国41都道府県を回り、自身に出馬を求める声は大分3区が最も多かったと感じたといいます。2025年12月に大分県中津市へ移住し、政治団体「雨龍会」の代表として本格的に活動を開始しました。
SNS上では、平野氏の立候補に対してさまざまな反応が見られます。
「平野雨龍さんの決意は明確。岩屋氏の外交政策に疑問を持つ人は多い」
「参院選で23万票取った実力は本物。大分3区でも旋風起こせるか」
「保守系候補が3人も出たら票が割れて、結局中道の小林さんが勝つんじゃないか」
「香港デモの経験がある平野さんの危機感は理解できる。応援したい」
「SNSの力だけで国政選挙は勝てない。地元の支持がどれだけあるかが問題」
5人による激戦区
大分3区には平野氏の他、自民党前職の岩屋毅氏、中道改革連合新人の小林華弥子氏58歳、参政党新人の野中貴恵氏41歳、日本保守党新人の岩永京子氏64歳の合計5人が立候補しています。
岩屋氏は前回の衆院選で8万7301票を獲得し、当選10回のベテランです。今回は新たに連立を組んだ日本維新の会から推薦を受けています。しかし、2024年12月に外相として中国人の訪日観光ビザ緩和を表明して以降、SNS上で「媚中議員」とのレッテルが拡散され、批判が本格化しました。
小林氏は前回の衆院選で立憲民主党から立候補し、6万207票を獲得したものの岩屋氏に敗れました。今回は中道改革連合から立候補し、連合大分からの推薦を受けています。鍵となるのが公明票で、各選挙区に1~2万票あるといわれる公明票の多くが小林氏に流れる可能性があります。
岩永氏は日本保守党から立候補し、「父がつくったモンスターを退治するのは私しかいない」と激しい言葉で岩屋氏を批判しました。岩永氏は岩屋氏を長らく支えた後援会長の長女で、主張はやはり「媚中」批判です。
野中氏は参政党から立候補し、前回の衆院選で福岡1区から出馬しました。「3区に参政党候補者を立ててほしいという党員の声を受けた」と話しています。
保守票分散の懸念
西日本新聞は、保守系の新人3人が岩屋氏の票を奪えば奪うほど、リベラル色のある小林氏が抜け出す皮肉な構図だと報じています。小林陣営によると、立民と公明の共闘もスムーズで、「公明の支援者は細かくて速い。思った以上に動いてくれる」と地元の立民関係者は喜んでいます。
公示後のマスコミ各社の調査では、小林氏との接戦が報じられました。岩屋氏は自民支持層の5割しか固めきれていないとの報道もあり、「明らかに保守系新人3人の影響。支持層を切り崩されている」と関係者は焦りを募らせています。
前回約1万票を獲得した共産党の候補が今回は出馬しないことも、小林氏に追い風となっています。陣営が「1万3千」とみる公明党票の大半が小林氏に流れる恐れも出てきており、岩屋氏にとって「かつてなく厳しい」選挙戦となっています。
平野氏の政策
平野氏は出馬会見で政策の3本柱として、国を守る、暮らしを守る、未来を守るを掲げました。具体的には、外国資本による土地の買収規制やスパイ防止法の制定などに取り組むとしています。
主な公約には、スパイ防止法の制定、外国資本による土地買収の厳格規制、入国・帰化制度の見直し、認知戦への防衛体制強化、少子化対策第一子からの保育料無償化など、教育改革日本文化・歴史の重視、未来技術教育の推進などを挙げています。
大分3区の地域課題として、観光と治安の両立、中山間地域の生活支援、土葬墓地問題での住民合意優先などを強調しています。大分3区に含まれる日出町ではイスラム教土葬墓地計画が物議を醸し、事実上とん挫しています。平野氏は「住民の声が最優先であるべき。土葬に関しては地域に押し付けるのではなく国がルール作りを行うべき」と指摘しました。
平野氏は「日本の文化や自然が残っている。政治の力で存続させたい」と語り、「香港で守れなかった悔しさを日本で繰り返したくない。日本の独立と安全保障を国政の場から立て直す」と強い決意を述べています。
岩屋氏への批判と反論
岩屋氏は外相を務めていた2024年12月、中国人の訪日観光ビザ緩和を表明して以降、SNS上で「媚中議員」とのレッテルが拡散されました。中国政府が先に打ち出した日本人への短期滞在ビザ免除に対応する措置でしたが、SNS上では「落選が国民の声」「売国奴の国賊」といった攻撃的な記述があふれました。
九州大の施光恒教授政治学は「SNS上の右派の主張は、高市早苗首相の政治姿勢と通底する」と語りました。首相は保守色の強さなどから「右派の期待の象徴に躍り出た」と分析し、「岩屋氏はSNS上などで反高市のシンボルとみられている」と話します。
しかし、過激な言葉がはびこれば、まっとうな政策論争を封じることにつながらないかという懸念も広がっています。日出町の土葬墓地建設に理解を示す中津市の男性51歳は、大分県内でイスラム教徒の支援を続けてきました。「中傷を恐れ、活動を控えている」と言い、「なんでこうなったのか。少子高齢化や人口減少など課題はたくさんあるのに」と顔をしかめました。
平野氏は関係者によると、岩屋氏と対決するために出馬を決意したものの、支持層の幅を広げようと、今は岩屋氏への批判を抑えています。「なぜ岩屋氏を非難しないのか」といった批判が毎日数十件、SNSで届くといいます。
はっきりとした選択
平野氏のX投稿は、大分3区の選挙戦の本質を端的に示しています。岩屋氏の外交政策への危機感、保守分裂による中道への議席譲渡への懸念、そして大分3区の将来に責任を持つ政治への決意。
2月8日の投開票日に向けて、大分3区は5人による激戦が展開されています。保守系候補3人の票がどう動くか、公明票がどちらに流れるか、そして平野氏が参院選で見せたSNSの力が小選挙区でも通用するのか。
平野氏は「この選挙は、はっきりとした選択です」と訴えました。有権者がどのような選択をするのか、大分3区の戦いは日本の政治の未来を占う試金石となりそうです。
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