2025-06-19 コメント投稿する ▼
白川よう子氏が訴える「命と安心の政治」—福岡で消費税減税と医療支援を訴え、比例5議席へ決意表明
西日本から国会へ 白川候補が“現場の声”とともに駆け上がる決意
日本共産党の白川よう子参議院比例予定候補が19日、福岡市内の3カ所で開かれたつどいと決起集会に参加し、「安心できる政治」への転換を力強く訴えた。2週間後に迫る参議院選挙に向けて、全国11ブロックの一つである比例代表での5議席獲得をめざし、「この半年、西日本17県を歩いて見聞きした声を、必ず国会へ届ける」と語った。
この日の医療関係者との決起集会には、福岡選挙区から立候補を予定している山口ゆう氏も同席。地域医療や介護の現場が直面している厳しい実情が語られ、政策提案の裏付けとなる“当事者の声”が相次いだ。
「白川さんの話は、現場で働いた人にしか出てこない実感がある」
命を守る政治へ 「借金でなく富裕層優遇を見直せ」
福岡市東区のつどいでは、「国会で取り上げたいテーマは?」「減税の財源はどうする?」といった市民からの率直な質問が飛び出した。
白川氏は、医療現場での勤務経験を踏まえ、「何より命を守る政治に取り組みたい」と強調。特に介護・医療職場の慢性的な人手不足や賃金問題に触れ、「現場の“命の声”をそのまま政治に届けたい」と語った。
また、消費税の一律5%減税を求める声については、「国債でまかなうというのは一時しのぎに過ぎず、物価高を招くリスクも高い」と指摘。代わりに、「大企業や富裕層への優遇税制を見直すことで恒久的な財源を確保できる」と説明した。
「減税って言うだけじゃなくて、財源の話までちゃんとするから信頼できる」
若者とのつながりは“声を届ける架け橋”
博多区のつどいでは、若年層へのアプローチの重要性についても議論が交わされた。SNSの活用について尋ねられた白川氏は、「発信力をもっと強化する一方で、直接の声かけや対話の積み重ねが政治との距離を縮めるカギになる」と語り、“顔が見える政治”へのこだわりを見せた。
「SNSだけじゃなく人と話すことを大事にしてるの、白川さんらしいなと思った」
これまでも白川氏は、若者や子育て世代の声を拾う「おしゃべりカフェ」など、参加型の活動に力を入れてきた経歴を持つ。福岡でもそうした取り組みが評価され、「気軽に政策を話せる政治家」として浸透し始めている。
比例5議席で暮らし守る政治を 共産党の先頭に立つ覚悟
白川氏は「今、国民が求めているのは安心して生活できる政治です」と語り、物価高・医療崩壊・教育費負担といった生活直結の課題を真正面から取り上げていく姿勢を示した。
「比例で5議席を取り戻せれば、国会内で生活重視の声をより強く届けられる」と訴えた白川氏。福岡を起点に、西日本各地で受け取った市民の思いを一票一票に乗せて、国政へ挑もうとしている。
「白川さんみたいな人が国会に行ってくれたら、空気変わると思う」
政局よりも生活、理念よりも命。白川よう子氏が訴えるのは、“声なき声”を聴き、制度に反映させるための徹底した現場主義だ。今、政治に本当に必要とされているのは、こうした実直さなのかもしれない。