2025-07-27 コメント投稿する ▼
山添拓氏が参政党に冷静反論 外国人デマにデータで対抗、「朝生」論戦が700万回超の反響
参政党の主張にデータで反論 山添氏の冷静な論戦が話題に
7月27日深夜放送の「朝まで生テレビ!」(BS朝日)において、日本共産党の山添拓政策委員長が参政党の梅村みずほ参議院議員と外国人政策をめぐって交わした論戦が、大きな反響を呼んでいる。SNS上では山添氏の発言に共感の声が広がり、関連投稿の閲覧数は700万回を突破した。
番組では、参政党が参院選で主要政策に掲げた外国人制度への見直しをめぐって議論が展開された。梅村氏は「外国人による生活保護や医療制度の悪用」などを訴えたが、山添氏は具体的な統計やデータを挙げて反論。偏見や差別に基づく主張に対し、「それは事実ではない」と冷静に切り返し、説得力ある論戦を展開した。
「外国人の犯罪は減少」「生活保護は3%未満」
山添氏は、外国人犯罪が増加しているという主張について、「むしろ検挙件数は減っており、過去20年間で約3分の1にまで減少している」と反論。また、生活保護の“悪用”との指摘には、「外国籍世帯の生活保護受給率は全体の3%未満であり、極めて少数」と述べた。
国民健康保険の“タダ乗り”についても、「保険料を払って制度を支えている人が大半で、実際に医療機関を利用している人の割合はむしろ低い」と説明し、「制度にただ乗りしている」という印象操作に対して事実で対抗した。
梅村氏「民意を得たのはどちらか」発言に山添氏が一蹴
梅村氏は「差別と区別の違いが理解されていない」と反論を試みたが、山添氏は「区別を装った差別が、デマに基づいて広がっている。もしそれで世論が形成されたなら、それは誤った民意に基づく政策となる」と明言。
議論の中で梅村氏が「民意を得たのはどちらか」と発言した際も、山添氏は「デマによって形成された民意なら、それ自体が問題だ」と毅然と返し、観客や視聴者に強い印象を残した。
市民・有権者の声「データと理性で語れる政治家」
SNS上では、山添氏の論理的かつ冷静な態度を称賛する声が続々と投稿された。
「山添さん、話し方も内容も理性的で圧倒された」
「感情論ではなく、きちんとデータで話してくれる安心感」
「差別と区別の言い訳にはうんざり。事実を直視すべき」
「民意を得たって、誤情報で誘導したら意味ない」
「梅村氏の話は怖い。冷静に向き合う山添氏に希望を感じた」
視聴者の間では、「誰が真に市民の生活を見据えた政策を語っているのか」が可視化された回として受け止められている。
分断か共生か、明確になった立ち位置
今回の論戦を通じて、外国人を「リスク」と見なす参政党と、事実に基づいて偏見と対峙する共産党という構図が浮き彫りになった。参政党の支持層が拡大する中で、「選挙に勝てば正義」ではないという民主主義の根幹が、山添氏の言葉により改めて問い直された。
今後、こうした冷静で実証的な議論が政界全体に広がるのか、それとも煽動的な発言がさらに勢いを増すのか、有権者の判断が問われている。