2026-01-03 コメント投稿する ▼
神奈川・黒岩知事が2026年展望、やまゆり園事件10年で福祉改革加速へ
神奈川県の黒岩祐治知事が2026年の県政運営について展望を語りました。4期目も後半に入った黒岩知事は、障害者福祉改革と外国人との共生社会実現に強い意欲を示しています。2016年に発生した津久井やまゆり園事件から10年を迎える2026年、県立福祉機構の成功と多文化共生の推進が最重点課題となります。
やまゆり園事件から10年、福祉改革への執念
黒岩知事が最重点課題に掲げるのが、2026年4月に設立予定の地方独立行政法人「県立福祉機構」の成功です。背景にあるのは2016年7月に発生した津久井やまゆり園事件です。元職員の男が施設に侵入し、入所者19人を殺害、26人を重軽傷させた戦後最悪の障害者殺傷事件でした。
黒岩知事は「10年前に事件が起き、二度と起こしてはいけないとずっと向き合ってきた」と振り返ります。事件後、神奈川県議会とともにともに生きる社会かながわ憲章をまとめ、当事者目線の障害福祉推進条例を制定しました。しかし知事は「福祉そのものの在り方を変えるべきだという思いに至った」と語り、医療に科学の目が入っているように、福祉にも科学の目を入れる大きな挑戦を進めています。
ただし、4月に県立福祉機構への移行を予定している中井やまゆり園では2025年12月、利用者を同席させずに個別支援計画を作成する問題が発覚しました。黒岩知事は「愕然とした。当事者目線に立って個別支援計画を作るという最も大事な作業をやっていなかった。言語道断」と厳しく批判しつつ、「立ち止まるわけにはいかない。しっかり受け止めて前に向かって進んでいくしかない」と改革継続への決意を示しました。
「やまゆり園の事件、絶対に忘れてはいけない。知事の執念を感じる」
「当事者目線って言葉だけじゃダメなんだよ。実際に行動で示さないと」
「福祉に科学の目って発想は面白い。成功してほしい」
「問題が発覚しても立ち止まらないって姿勢、評価できる」
「障害者福祉の改革、神奈川がモデルケースになってほしい」
179の国と地域が共生する神奈川へ
黒岩知事のもう一つの重点政策が多文化共生の推進です。神奈川県には2025年1月1日時点で28万4889人の外国人が住んでおり、179の国と地域の人々が暮らしています。県民約32人に1人が外国籍という多様性豊かな地域です。
特に注目されるのがベトナムとの関係強化です。県内のベトナム人は3万9479人で中国に次いで2番目に多く、2015年の1万852人から3倍以上に増加しました。黒岩県政は2015年からベトナムフェスタin神奈川を開催し、2018年からはベトナムでも同様のイベントを実施してきました。2025年にはベトナムの最高指導者トー・ラム共産党書記長と会談するなど、交流の太いパイプを築いています。
黒岩知事は「横浜は開港の地でもあり、外国人や外国文化が入ってきた。融合しながらともに生きる形を作ってきたのが横浜や神奈川の伝統」と強調します。そして「ともに生きるという言葉は障害福祉の世界から発したが、外国人も含めてともに生きるということ」と語り、共生社会の理念を広げています。
一方で、外国人と地域住民の摩擦も生まれています。黒岩知事は「多文化共生が大きな目標。互いを尊重しながらともに生きることが基本で、文化の違いも受け入れていくことが大事」とし、「外国人を過剰に排斥したりする感じは決していい流れだと思わない」と排他主義を否定しました。
経済課題と2029年国際園芸博への準備
県内経済では、日産自動車が追浜工場での車両生産を2027年度末で終了すると発表し衝撃が走りました。黒岩知事は「早め早めに対応しなければという思いで、オール神奈川で取り組む流れを作った。今の時点で動揺はない」と述べ、適宜適切な対応を約束しました。
また、2029年に開催される国際園芸博覧会に向けた機運醸成にも力を入れます。黒岩知事は「私の政策はいのち輝くという形でやってきた。4期目の集大成として仕上げたい」と語り、Vibrant INOCHI(輝く・いのち)を掲げて博覧会成功を目指しています。
2026年は午年で、黒岩知事にとって年男となります。「馬には疾走するイメージがある。馬のようにさわやかに疾走していきたい」と意気込む一方、5期目については「その次のことを考える余裕はない」と明言を避けました。
この投稿の黒岩祐治の活動は、50点・活動偏差値52と評価されています。下記GOOD・BADボタンからあなたも評価してください。