2025-12-08 コメント投稿する ▼
山本太郎氏が3期目の代表に当選 れいわ新選組の課題は選挙区全敗が示す党勢拡大
れいわ新選組は2025年12月8日のインターネット番組で、代表選挙の開票結果を公表し、山本太郎氏が3期目の代表に当選したと発表しました。 今回の代表選挙は山本氏の任期満了に伴い12月1日に告示されました。 今回の代表選挙では、れいわ新選組が抱える構造的な課題も浮き彫りになりました。 一方で高校生の篠原氏が立候補したことは、れいわ新選組の開かれた政党運営を象徴する出来事でした。
れいわ新選組代表選
山本太郎氏が3期目当選 党勢拡大への課題は参院選で露呈
れいわ新選組は2025年12月8日のインターネット番組で、代表選挙の開票結果を公表し、山本太郎氏が3期目の代表に当選したと発表しました。山本氏は国会議員15票と地方議員・支援者ら15票の計30票のうち17.04票を獲得し、八幡愛衆院議員ら4人の対立候補を破りました。
今回の代表選挙は山本氏の任期満了に伴い12月1日に告示されました。立候補したのは山本氏のほか、八幡愛衆院議員、阪口直人衆院議員、ボランティアの青柳光亮氏、現役高校生の篠原一騎氏の5人でした。山本氏は2022年の前回代表選挙に続く再選となり、任期は2028年12月まで3年間となります。
「山本太郎氏の3選で安心した。やっぱりれいわの顔は太郎ちゃんでないと」
「八幡愛さんも若い力で頑張ってほしかったけど、今は山本代表の経験が必要かな」
「3期目も消費税廃止を実現してほしい。庶民の生活が本当に苦しい」
「れいわは山本太郎ありきの政党だから、この結果は当然だと思う」
「次の参院選に向けて党勢拡大をどうするかが課題だね」
代表選挙で浮き彫りになった課題
今回の代表選挙では、れいわ新選組が抱える構造的な課題も浮き彫りになりました。八幡愛氏は「もう山本屋とは言わせない」と発言し、山本氏への過度な依存体質からの脱却を訴えました。同氏は「今の政治には愛が足りない」として、経済政策に加えて人間性を重視した政治への転換を主張していました。
一方で高校生の篠原氏が立候補したことは、れいわ新選組の開かれた政党運営を象徴する出来事でした。同氏は選挙権も被選挙権も持たない18歳ながら、「チームれいわの再構築」を掲げて代表選挙に挑戦しました。このような多様な候補者が立候補できる制度は、他の政党では見られない特色と言えるでしょう。
阪口氏は山本氏の多重負担に焦点を当て、「山本太郎はエースで4番で監督までやっている」として組織運営の改革を提案しました。実際に山本氏は代表として党運営を担いながら、街頭演説の先頭に立ち、メディア対応も一手に引き受けているのが現状です。
参院選結果が示す党勢拡大の困難
れいわ新選組にとって最も深刻な課題は、2025年7月の参議院選挙結果が如実に示しています。同党は選挙区に12人、比例代表に12人の計24人を擁立しましたが、選挙区では全敗という厳しい結果に終わりました。比例代表では3議席を獲得したものの、同じ新興政党の参政党と比べて勢いに差があることは否定できません。
特に消費税廃止を前面に掲げて政権批判票の取り込みを図りましたが、重視していた比例区での得票が期待したほど伸びませんでした。山本氏が個人名で獲得した票数は高かったものの、党全体として支持基盤を広げることには課題が残る結果となりました。
物価高対策として一律10万円の現金給付を公約に盛り込むなど、生活に密着した政策を訴えたものの、有権者に十分に浸透しなかった面があります。また東京や愛知、大阪などで街頭演説を展開しましたが、選挙区での当選者を出すには至りませんでした。
今後の方向性と課題
山本氏は当選後、「ネクストステージに向かって代表として全力で旗を振っていきたい」と表明しました。12月9日に記者会見を開き、党運営に関する具体的な方針を発表する予定です。消費税廃止や中小企業支援、ロストジェネレーション世代の就職支援など、従来の政策をどのように発展させるかが注目されます。
れいわ新選組は2019年の結党から6年間で衆参合わせて15人の国会議員を擁する政党に成長しました。しかし山本氏のカリスマ性に依存する体質からの脱却や、選挙区での当選者輩出など、真の意味での党勢拡大には多くの課題が残されています。
3期目を迎える山本氏がこれらの課題にどう取り組み、れいわ新選組を次のステージに導けるかが、今後の政治情勢を左右する重要なポイントになるでしょう。