2025-03-28 コメント投稿する ▼
国民民主党、泉房穂氏に対抗する独自候補擁立へ
泉房穂氏の発言と玉木代表の反応
泉氏は、立候補表明の際に「どの政党からでも支援を受けたい」とし、さらに「魅力的な政党がない」と述べたが、これに対して玉木雄一郎代表は、泉氏の発言を批判し、「あまりにも公党に対する敬意を欠いたものだった」と反論した。その後、玉木氏は泉氏への兵庫県連での推薦を取りやめ、国民民主党が独自候補を擁立する方針に転換した。この対応を受けて、泉氏は一部のX投稿を削除する事態となった。
榛葉幹事長の発言
28日の定例会見で、榛葉幹事長は泉氏について「完全無所属でやるとおっしゃった方。逆ギレされても困る」と述べ、泉氏に対して厳しい態度を示した。また、参院選において同党が独自候補を擁立する意向を強調し、「3人区ですから、しっかり候補者を出していきたい」と語った。
さらに、榛葉幹事長は「泉さんの発言は、ちょっと優秀で尊敬されている方にしては、あまりにも不適切だ」とも発言。泉氏が「魅力的な政党がないから無所属でやる」と言及したことに対し、政治に対する未来を感じないという意味合いがあると指摘した。
泉房穂氏への評価と過去の経歴
泉氏は、明石市長時代に職員へのパワハラ問題で辞職した経緯があり、最近では「アンガーマネジメントファシリテーター」の資格を取得したことが報じられている。この点について、榛葉幹事長は「6秒待つと怒りが静まる」とユーモアを交えながらコメントし、泉氏が冷静に行動することを期待すると述べた。
兵庫選挙区の現状
現在、兵庫選挙区では自民党現職の加田裕之氏、公明党現職の高橋光男氏、そして参政党の新人・藤原誠也氏が立候補を表明しており、選挙戦はますます激化する見込みだ。