2025-11-12 コメント投稿する ▼
高市早苗首相・片山さつき財務相が「最恐コンビ」と野党絶賛、政策推進力に期待高まる
国民民主党の榛葉賀津也幹事長氏は2025年11月12日の参院予算委員会で、高市早苗首相氏と片山さつき財務相氏のコンビを「最恐コンビ」と表現し、その政策推進力を絶賛しました。 これは野党側が与党首脳を公然と評価する異例の場面で、高市内閣の圧倒的な支持率の背景を示すエピソードとなりました。 榛葉氏は予算委員会で「今、国会が大きく変わっている象徴が、高市総理であり、片山財務大臣だ」と指摘しました。
「女性だからすごいのではない」野党幹部が手腕を称賛
榛葉氏は予算委員会で「今、国会が大きく変わっている象徴が、高市総理であり、片山財務大臣だ」と指摘しました。2人について「日本初の女性総理のみならず、大蔵省時代からの日本初の女性財務大臣だ。女性だからすごいのではない。実際に政治を動かして、結果を出して党派を超えて政策を実現しようという推進力が、おふたりはすごい」と評価しました。
榛葉氏が使った「最恐」という表現について、高市首相氏は「残念です。恐ろしい方の字だったんですね」と苦笑いを浮かべながら応答しました。首相氏は「とある世論調査で『支持しない』理由の1位が『人柄が信頼できない』だった。私、そんなに性格悪いんかなと夫に言っていたところですが、強い方の最強コンビで頑張っていきたい」と述べ、委員会室に笑いが起きました。
「高市さんと片山さんのコンビは本当に強力だと思う。政策実現への姿勢が違う」
「最恐コンビって言葉がぴったり。既得権益を恐れさせる存在になってほしい」
「野党からこんなに褒められる政権って珍しいよね。それだけ期待されてるってことか」
「女性初の首相と財務相のタッグ、歴史的瞬間を見ている気がする」
「榛葉さんの評価は的確。推進力がすごいのは確かに感じる」
片山財務相「総理についていく」と決意表明
片山財務相氏も榛葉氏の評価に対して謙虚に応じました。衆院議員時代の地盤が静岡だったことを念頭に「静岡でいろんなことでご指導をいただいている榛葉先生に、私にまで言及いただいてありがとうございます」と述べた上で「私は総理にひたすらついて参りますので、ご指導よろしくお願い申し上げます」と決意を表明しました。
片山氏は2025年10月21日に財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融担当)に就任し、大蔵大臣時代を含めて女性初の財務相となりました。旧大蔵省出身で主計局主計官を女性で初めて務めた経歴があり、党金融調査会長を長く担当してきた実績があります。
野党が求める「国民サイドの政治」への転換
榛葉氏は「最恐」の意味について「国民のために仕事をする。それを邪魔するみなさんから最も恐れられているということだ。国民サイドに立ったおふたりであってほしいし、そう信じている」と説明しました。
さらに榛葉氏は政権運営について「高市内閣の支持率は極めて高いですが、与党は衆参で過半数を割っている。理解ある野党なくして政治は前に進まない。国民民主党は国家、国民のためにしっかり政策を前に出していく。協力できるところはしっかり協力していきたい」と呼び掛けました。
現在の高市内閣は自民党と日本維新の会による連立政権ですが、衆参両院で過半数を確保できていない少数与党の状況にあります。このため野党との協調が政策実現の鍵となっており、国民民主党は建設的な立場を示しています。
史上最高水準の内閣支持率が示す期待
高市内閣の支持率は発足直後から軒並み高い数値を記録しています。JNNの世論調査では82.0%に達し、2001年以降の政権発足直後では小泉純一郎内閣に次いで2番目の高さとなりました。日本経済新聞とテレビ東京の調査でも74%と高水準を維持しています。
特に若年層からの支持が顕著で、18歳から29歳までの支持率は88%に達しています。これは「高市効果」とも呼ばれ、SNSでの動画拡散なども支持拡大に寄与していると分析されています。
高市内閣は女性の積極登用を掲げており、片山財務相氏のほかに小野田紀美経済安全保障担当相氏も女性閣僚として起用されています。首相と大臣19人の平均年齢は59.4歳で、石破茂前内閣の63.6歳を下回る若返りも図られています。
榛葉氏の「最恐コンビ」発言は、高市内閣への期待の高さと、従来の政治手法からの転換への願いを象徴するエピソードとして注目を集めています。野党幹部が与党首脳を公然と称賛する異例の展開は、日本政治の新たな局面を示す象徴的な出来事となりました。