2025-11-07 コメント: 1件 ▼
維新藤田文武氏に「もやもや感」国民幹事長が痛烈批判 税金還流疑惑「あの説明で納得するだろうか」
藤田氏が、自身の公設第1秘書の会社への業務発注を取りやめると説明したことについて、「やましくなければ継続すればいい」と指摘したのです。 「多くの皆さんが抱いているもやもや感」という表現は、国民の率直な感情を代弁したものです。 榛葉氏の「もやもや感」という表現は、まさに国民の偽らざる心境を表しています。
国民幹事長が痛烈批判「やましくなければ継続すればいい」
榛葉氏の批判は的確で痛烈でした。藤田氏が、自身の公設第1秘書の会社への業務発注を取りやめると説明したことについて、「やましくなければ継続すればいい」と指摘したのです。
この発言は藤田氏の矛盾を見事に突いています。「法的に問題ない」「適正だ」と主張していたにも関わらず、なぜ発注をやめるのか。榛葉氏の指摘通り、本当にやましいことがなければ堂々と継続すればよいのです。
「多くの皆さんが抱いているもやもや感」という表現は、国民の率直な感情を代弁したものです。藤田氏の説明に納得できない国民の声を、野党幹部が的確に言語化したことで、疑惑の深刻さが浮き彫りになりました。
深刻な税金還流疑惑の実態
問題となっているのは、「しんぶん赤旗」日曜版が報じた深刻な疑惑です。藤田氏側が2017年6月から2024年11月にかけて、自身の公設第1秘書が代表を務める会社「株式会社リ・コネクト」にビラ印刷などで約2000万円を支出していました。
このうち約1965万円が政党助成金などの公金で、同会社から公設秘書には年720万円の報酬が支払われていたのです。まさに「身を切る改革」を掲げる維新の共同代表による、身内への税金還流に他なりません。
「藤田氏の説明では全然納得できない」
「やましくないなら発注やめる必要ないでしょ」
「身を切る改革って何だったのか」
「維新の看板が泣いている」
「これで与党の資格があるのか」
さらに深刻なのは、公設第1秘書が「印刷機がない。デザインを担当し、印刷は外注した」と証言している点です。実際の印刷業務を行わない会社が、印刷代として大金を受け取っていたことになります。これは明らかに不透明な資金の流れです。
身内からも厳しい批判「公金マネーロンダリング」
維新創設者の橋下徹元大阪市長も、X(旧ツイッター)で「まさに政治家による公金マネーロンダリングだ」と厳しく批判しています。「実費分以上に利益が発生していたら政治家として完全にアウトだろう」との指摘は、まさに核心を突いています。
「赤旗記事がなければ藤田氏は引き続き身内企業に発注していた」「身内の会社から印刷業者等へ発注した金額を明らかにしなかった」と橋下氏が次々に投稿したことからも、疑惑の深刻さが分かります。
立憲民主党の野田佳彦代表も「マネーロンダリングを疑われるケースではないか」と指摘し、野党各党が疑惑の追及姿勢を強めています。
説明責任を果たさない開き直り姿勢
藤田氏の対応で最も問題なのは、説明責任を果たそうとしない開き直りの姿勢です。11月4日の記者会見では「法的に適正だ」と繰り返すだけで、具体的な疑問には答えませんでした。
「疑問感じていたらやめていた」という発言は、問題の深刻さを理解していない証拠です。政治家として公金を扱う責任の重さを認識していれば、最初から身内の会社への発注など行わなかったはずです。
さらに悪質なのは、取材記者の名刺をSNSで公開するという卑劣な手法です。これにより記者に5500通を超える嫌がらせが発生したにも関わらず、「名刺公開のせいじゃない」と責任を否定しています。
「身を切る改革」の欺瞞が露呈
今回の疑惑は、維新が掲げる「身を切る改革」の欺瞞を明らかにしました。議員定数削減や議員報酬削減を主張する一方で、共同代表自らが身内への税金還流を行っていたのです。
榛葉氏の「もやもや感」という表現は、まさに国民の偽らざる心境を表しています。改革を訴える政党の幹部が、実は税金を身内に流していた。この落差に多くの国民が失望しているのです。
専門家は「秘書側は脱税、藤田氏はほう助の疑い」まで指摘しており、法的な問題に発展する可能性も出てきました。政権与党の共同代表としての責任は極めて重いと言わざるを得ません。
国民民主党の榛葉幹事長の指摘は、藤田氏の説明の不十分さと問題の深刻さを浮き彫りにしました。「あの説明で納得するだろうか」という率直な疑問は、多くの国民が共有する思いです。藤田氏には、開き直りではなく誠実な説明責任が強く求められています。