2025-11-24 コメント投稿する ▼
小池百合子都知事の挨拶マナーに批判殺到、高市早苗総理との面会で角度5度の会釈が物議
地域政党「自由を守る会」代表の上田令子都議が2025年11月22日、自身のX(旧ツイッター)で高市早苗総理と小池百合子東京都知事の面会時の振る舞いについて苦言を呈しました。
小池都知事の挨拶に疑問符
上田都議の指摘で浮き彫りになった礼儀作法への関心
地域政党「自由を守る会」代表の上田令子都議が2025年11月22日、自身のX(旧ツイッター)で高市早苗総理と小池百合子東京都知事の面会時の振る舞いについて苦言を呈しました。お辞儀の角度が話題となり、日本の礼儀作法への関心が高まっています。
2025年11月19日、高市早苗総理と小池百合子東京都知事が総理官邸で面会し、東京都の出生率がプラスに転じたことなどについて議論したこの場面での小池都知事の挨拶の仕方について、都民から批判の声が寄せられたことを上田都議が明かしました。
区民からの苦情で明らかになった挨拶の差
上田都議は22日、区民の方から「東京都知事の日本の首相へのお辞儀が失礼だ」という苦言の電話を受けたことを明かしました。面会の冒頭動画を見た都民が、両者の挨拶の仕方に大きな違いを感じたようです。
「総理は深々と頭を下げ、知事は会釈程度。私もオヤッと思っておりました」と上田都議はコメントしています。この指摘によると、高市総理のお辞儀は約45度だったのに対し、小池都知事は約5度程度の軽い会釈だったとされています。
「小池都知事のお辞儀が浅すぎて驚いた」
「総理に対してあの挨拶は失礼でしょう」
「同じ女性として恥ずかしく感じる」
「品格の違いがはっきり分かった」
「礼儀作法をもっと大切にしてほしい」
上田都議は小池都知事の振る舞いについて、「女性初総理の野望が潰えたとはいえお里が知れた一瞬」と厳しく批判しました。
高市総理の政策対応力を評価
一方で、上田都議は高市総理の対応について高く評価しています。小池都知事が「都の出生数が上がりました」と発言したことに対し、高市総理が「子育て支援とは言わず、女性の健康支援に力を入れます」と返答したことについて、「一枚上手。この反射神経は日頃地道に政策研究していないと出てきません」と絶賛しました。
この場面では、高市総理が小池都知事と同じ土俵に乗らず、より根本的な政策課題に言及したことが注目されています。政策への深い理解と現場感覚の違いが、挨拶の仕方以外でも表れた形となりました。
お辞儀の角度が持つ意味
お辞儀は「相手に敬意を伝える所作」として中世に武家礼法として形式化され、現在でも日本の重要な礼儀作法とされています。一般的に、会釈は15度、敬礼は30度、最敬礼は45度と角度によって使い分けられています。
今回の件では、総理という国家の最高責任者に対する都知事の挨拶として適切だったかが問われています。お辞儀には「攻撃する意志がないこと」を伝える意味があり、身体の中で最も大切な部分である頭を相手に向かって下げることで敵意がないことを示すとされており、角度の浅さは敬意の軽さと受け取られる可能性があります。
政治家の品格への注目高まる
この一件は、政治家の品格や礼儀作法への関心を高めるきっかけとなりました。上田都議は「こういう時こそ品位と謙虚さが大事ですね」とコメントし、政治家に求められる基本的な素養について改めて問題提起しました。
上田令子都議は地域政党「自由を守る会」代表として、小池都政を厳しく監視する立場を取っており、これまでも小池都知事の政治姿勢について数多くの質問や批判を展開してきました。今回の指摘も、その一環として捉えることができます。
政治家同士の面会では、国民が注視する中で行われるため、些細な振る舞いも大きな意味を持ちます。特に、日本初の女性総理として注目を集める高市総理と、女性政治家の先駆者である小池都知事の対比は、多くの国民の関心を集めています。今回の件を通じて、政治家に求められる品格や礼儀について、改めて議論が活発になることが予想されます。