2026-01-16 コメント投稿する ▼
志位和夫議長が次期衆院選不出馬を表明、共産党24年ぶり世代交代へ
日本共産党中央委員会の志位和夫議長が2026年1月16日、次期衆議院選挙に立候補しない意向を表明しました。高市早苗首相が23日召集の通常国会冒頭で衆院解散を決定したことを受け、各政党が候補者調整を進める中、党の顔として長年活躍してきた志位氏の不出馬は大きな節目となります。
志位和夫議長が衆院選不出馬表明
小池晃書記局長は16日の記者会見で、志位和夫議長が次期衆院選に立候補しない方針を発表しました。志位氏本人も同日午後に記者会見を開き、不出馬の理由を説明する予定です。
志位氏は1993年の衆院選で初当選して以来、連続11回当選を果たしてきました。1990年に党書記局長に就任し、2000年から2024年1月まで24年間にわたり委員長を務めました。2024年1月に田村智子氏に委員長職を譲った後は、議長として党運営を担ってきました。
小池氏は会見で、志位氏の不出馬について「政界引退ではない。国会議員でなくなっても議長として色々な場面で活躍していただく」と説明しました。さらに「私はさみしい気持ちではある」と率直な心情を述べ、志位氏への敬意を示しました。
党勢低迷の中での世代交代
志位氏の不出馬の背景には、党勢の大幅な衰退があります。共産党の党員数は1990年の約50万人から2024年1月時点で約25万人に半減しました。機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数も減少が続いています。
2024年10月の衆院選では、共産党は比例代表で336万2千票を獲得したものの、議席は9議席から8議席に後退しました。さらに2025年7月の参院選では比例代表で286万4千票、得票率4.84%にとどまり、改選4議席から2議席へと大幅に減少しました。
「共産党は存在感が薄くなってきた気がする」
「志位さんの時代が終わるんだな」
「24年も委員長やってたのか、長すぎだろ」
「次の選挙も厳しそうだな」
「新しい顔に変わっても党勢回復できるのか」
国民の間では、共産党の長期低迷に対する懸念の声が広がっています。
高市政権の解散判断が影響
志位氏の不出馬表明は、高市早苗首相が1月14日に自民党・日本維新の会の幹部に対し、23日召集の通常国会冒頭で衆院解散を行う意向を伝えたことを受けたものです。衆院選の投開票日は2月上中旬になる見通しです。
高市首相は高い内閣支持率を背景に早期解散に踏み切る方針を固めました。2024年10月の衆院選からわずか1年4カ月での解散となり、野党各党は準備期間が短い中で候補者調整を急いでいます。
共産党にとって、党勢が低迷する中での早期選挙は厳しい戦いになることが予想されます。志位氏の不出馬は、世代交代を進めつつも党の顔を失うという痛手となります。
比例南関東ブロックからの議席確保が焦点
志位氏は1996年以降、比例南関東ブロック単独で連続当選してきました。71歳となった志位氏の不出馬により、共産党は同ブロックでの議席確保が課題となります。
共産党は2024年1月の党大会で田村智子氏を初の女性党首として選出し、刷新を図りました。しかし、党員の高齢化や党費納入率の低下など、組織的な課題は解決していません。次期衆院選では、新体制での党勢回復が問われることになります。
志位氏は議長職を続投する意向で、党の方針決定に引き続き関与する見通しです。国会議員ではなくなっても、党の理論的・政治的な指導者として活動を続けるとみられます。
2026年2月の衆院選は、共産党にとって世代交代後初めての本格的な審判の場となります。長年党の顔として活躍してきた志位氏の不出馬は、党の歴史の大きな転換点となります。